馬搬って、どんなもの?
2015.06.25
日本・岩手の馬搬の伝統技術は、ヨーロッパでも評価・招待されるレベルです。
8/15のペルシュロン馬祭りでは、現地のペルシュロンで岩間敬氏が馬搬技術を披露。
フランス人女性ホースロガーと日本の馬搬の比較対決を行う予定です!
えっ、でも、じゃあ、馬搬って、一体全体どんな風にやってるの?
Facebook "馬ッコinフランス!"ページに、遠野の山での基本的な作業の流れを写真とコメントでまとめました。
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https://www.facebook.com/umakkoinfrance/posts/1439978592978648
馬搬(ばはん:山を削ることなく木材を馬で運び出す伝統的な技法)は、Horse Logging(英)、Débardage(仏)と呼ばれ、欧米諸国では機械による環境的な負担が少なく林道や森の整備が出来る方法として活用されています。
かつて日本でも、馬はさまざまな場面で活躍していましたが、いま全国でも馬方を職業とするひとは、岩間敬氏含め数名のみ。
しかし、草だけを燃料とする馬が力強くも繊細に、ひとと意志を共にし助け合い、自然の中で働く姿は美しく、馬だからこそ出来る、機械や車では難しいこともあります。
急斜面も多い山国である日本、岩手で何世紀も伝わる知恵や道具と技は、現代でも活かされ、世界レベルで評価されています。
日本の馬搬の伝統的な道具をノルマンディーに運ぶためにも、馬ッコinフランス!プロジェクトへのご協力金をどうぞよろしくお願いいたします!