[代表挨拶] (株)いわてラボ 代表取締役 照井貴博
2020.01.22
2011年の東日本大震災から、まもなく9年が経とうとしています。
あの震災は、この社会に多くの変化をもたらしました。循環型社会に代表される社会通念が普及し始め、再利用やリサイクルといった概念が企業はもとより多くの階級において努力目標から絶対条件へと移ってきています。
20世紀の観光は、マスの観光であり平均・均一・画一ののなかで消費する観光であったと言えます。しかしながら21世紀の観光は大きくマーケットが様変わりをし、多様なニーズの集合体となったマーケットに「体験」「知識」を供給する観光へシフトしています。
この変化の中には持続的・循環型といった永続性の観点が求められています。
ペットボトルや空き缶、アメニティのプラゴミ、フードロスといった大量のゴミの発生を需要し続けてきた宿泊施設も変化の時を迎えています。
本プロジェクトはその第一歩として土着産業と手を取り合って、小さな輪ではございますが循環のサイクルを作ろうとする試みです。
ぜひとも多くの皆様のご支援とご理解を賜りますことを切に願っております。