大学生メンバー紹介!第二弾!
2016.06.11
初めまして!
立命館アジア太平洋大学の一回生、中村綾乃(なかむらあやの)です。
東日本大震災の時にニュースで地震と津波の映像が流れた時は、驚きと悲しみでテレビの前に立ち尽くし、たくさんのもっともっと輝けたはずの命が失われたことに胸が張り裂ける思いでした。
何か被災地のためにできることはないだろうか。そう思いつつも大したことは出来ず月日は流れ、震災の事を忘れかけたその時に、私は熊本・大分震災を経験しました。
引っ越したばかりの大分の私の家は、震度5という強い揺れにより大きく揺れ、私は初めて死の恐怖を知りました。それに加え、熊本での震度7の地震は私の家族をも襲いました。ぐしゃぐしゃに潰れてしまった家や道路などの映像をテレビで見た時に、私は、『他でもない自分が行動しなければならない!』と強く思いました。それからの私は、福岡で福岡市が主体となるボランティア活動に参加したり、熊本県益城町に赴き、震災の被害が一番酷かった現場でボランティア活動を行ったりしました。しかしボランティアを重ねていくうちに、震災が起こる前からもっと被害を減らすための対策は出来なかったのかと考えるようになりました。例えば熊本震災では、福岡から高速に乗って物資を送る際に普段では2時間ほどで行ける距離を震災後には個々の良心から熊本に物資を送る車が集中し過ぎてしまい、物資が届くまで5時間近くもかかり、物資を必要なところに迅速に届ける事ができませんでした。この事から、 震災が起こる前から震災への対策をしておくことが、これからの日本にはとても大切な事であると考えます。
私は、この『岩手のこれまでを熊本と大分のこれからに繋げるプロジェクト』で、岩手の実際に受けた被害を通して、岩手の方々がそれ以来次震災が起こる時に向けてどのような対策を取っているのか学び、地震大国のこの日本で次また大きな震災が起きた時に、迅速な行動をする為にどのような対策が必要なのか学びたいと考えています。
ご支援のほど、よろしくお願いします!