【ようやく橋がかかりました!】
2018.11.05
1ヶ月ぶりに橋がかかりました
8年ぶりに橋板を新調した松日橋が、11月3日土曜日、
約1ヶ月ぶりにその姿を下有住に現しました。
晴天の中、胴長を身につけ、躊躇なく
ザバザバと気仙側の中に入っていく組合員の姿は頼もしく、
みんなで心をひとつにして、いつもより時間がかかりましたが、
無事、橋をかけ終わりました。
8年ぶりの橋板の新調!
今回は予備として8年前から保管していたFSC森林認証を受けた杉板を
倉庫から運び出すところから作業は開始しました。
倉庫から木材を運び出すチームと、
橋脚となる叉股(ざまざ)を川の中で組み立てるチームに分かれて
作業は行いました。
途中、橋板に刻印されているFSCのマークの意味や橋板自体の
説明をする組合員最高齢89歳の先輩。
橋を架けた後も、流された時のワイヤーを結びつけたり、
丁寧な作業を施して、橋架けは終了。
その様子は、地元 東海新報さんにも大きく取り上げて頂きました。
https://tohkaishimpo.com/2018/11/04/227076/
延期になった橋架け作業。実は先週・・・
土砂降りのため、急遽、先週の早朝に、予定していた橋架け作業の
延期を決定しました。
しかし、先週の橋架け作業の為に、愛知県から駆けつけて下さった
方がいました。
これほど広い方々に支えられているのだなと改めて感謝の気持ちで
いっぱいになりました。
プロジェクトはあと10日!次の目標は・・・
皆さんのおかげで先月末にはプロジェクトが達成したわけですが、
せっかくなので次の目標を掲げて、残りの10日間を過ごしたいと考えました。
松日橋のまわりには、昨年の春、地元の方から遠くは東京の方々までが
寄さって(集まって)、桜の苗木を植える作業を行いました。
何十年先になるかはわかりませんが、
手づくりの橋を残し、その橋から見える桜並木を住田町の子孫に伝えて行きたい。
そんな思いで、昨年初めての試みを行いました。
今回のプロジェクトは達成しましたが、達成以降にご協力頂きました資金に関しては、
松日橋を取り巻く環境の維持に使わせて頂ければと思っています。
桜並木を守る為に、ショベルカーを動かしたり、草刈り作業を行ったりもしています。
皆さんのお手元に配らせて頂く予定の、ポストカードのような風景を作る為の
資金として、引き続き、皆さんのご協力をどうぞ宜しくお願いします。