POPがもつ本来の意義
2018.06.11
実は、私、ロマネスコをまだ食べたことがありません。
スーパーでは見かけました。「茹でてどうぞ」とPOPらしきものに一言書かれてはいました。が、でも、私は買いませんでした。だって…買うメリットがわからなかったから。息子が嫌がるような苦みがあったら?茹でてって、その前に皮ってむくの?どのくらい茹でるんだろ?ブロッコリーと何が違うの?
もしなつき屋がロマネスコのPOPを作るとしたら。
まずはその店の雰囲気や消費者層を考えます(これは一度失敗して学び、POPの依頼があった際はお聞きすることにしています。行けるところであれば、自分で行きます。)
例えば、お子さん連れの若い家族さんがくるようなスーパーであれば、「ロマネスコで、かわいいお弁当に!」として、ロマネスコをお花に見立てたお弁当の絵をPOPにど~んと入れてみようかな♪
そして、そこに、ロマネスコの下処理付きの、アレンジレシピも持ち帰れるように置いておきます。アレンジレシピは、パパのおつまに用のものを入れても、よいかと思います!!
ネットで調べたら、ロマネスコは下処理時に、手でぽきぽきと折ることもできると書いてありました。忙しい主婦にはそれもメリットですから、そこを押すのもアリかと思います。
なつき屋が作るPOPの強みは、管理栄養士の経験から「食べない消費者の気持ちが分かること」「食べてもらうためには、どんなレシピを作成したら喜ばれるか分かっていること」です。
消費者は、野菜を買うときにそこでわざわざスマホでレシピ検索なんてしません。
忙しい主婦の方々は、キレイすぎるレシピだとぱっと見ただけで「きれいだけど私には無理」と感じてしまう人も多いです。
料理が苦手な人や、普段料理をしない男性なら、なおさらその傾向があります。
だから、そのPOPやレシピを見たときに、自分が食べている様子がすっと浮かぶようなものを、なつき屋は提供していこう、と思っています。