気分を新たに再確認したこと
2018.05.31
少し、思うところがあって、原点に返るために久しぶりに本を読んでみました。
写真左は、これを読んで「みんなを繋ぐことを事業にしたい!」と決心した岩崎邦彦先生の本。
写真右は、私の生き方としてのバイブル、喜多川泰先生の本。
今、自分が挑戦している『起業で成功すること』も『クラウドファンディングを達成すること』もゴールではない、ということを自分の中で久しぶりに見つめなおすことができた気がします。
栄養士として、たくさんの患者さんに出逢ってきました。
コツコツ頑張っているのに報われない(それでも頑張り続けている)人、野菜を食べる余裕なんてなくなるくらい心身ともに疲れ切っている人、介護・育児・仕事など理由はそれぞれでも何かの事情があって自分に自信がなくなっている人…。
そんな人たちを、自分の力で少しでも笑顔にしてあげたい、と思いました。
そのために、たくさんの人をつなげたいと思いました。
いろんなものが機械化され、便利になっていますが、人の心を本当に満たすのは、やっぱり人。人が手をかけたもの。そう思います。
いずれ、野菜も機械で作られるようになるという話を聞きました。そうなったとき、消費者のみなさんに農家さんが一生懸命手をかけて作った野菜を選んでもらうには。
消費者のみなさんに、その農家さんの情報を発信する人が必要です。
農家のみなさんには、消費者さんの声を届ける人が必要です。
飲食店さんにも同様のことが言えると思います。早かろう安かろうの料理よりも、手をかけて作ったお料理を選んでもらうためにつなぐ人が必要です。
それをなつき屋はしたい。繋ぐ方法は、個々の農家さんが必要としている方法と消費者さんが求めている方法をすり合わせて一緒に考えていければいいと思います。それが、POPだったり、レシピだったり、別の形での情報共有だったり、それは個々の農家さんや対象となる消費者さんによって違うと思います。
もうすでに繋がっているから間に合っているという農家さんには、さらに楽しく快適に働けるようなグッズの提案や、ラベルの作成なども可能です。
それも「農業って楽しいんだよ」「農業ってかっこいいんだよ」と消費者さんへアピールする1つの方法になるかもしれません。
そんなことを自分の中で再認識した今日です。