ハンドメイド作品をセットにした理由
2018.05.19
野菜の市場を活性化したいと言いながら、なんでハンドメイド作品?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
実際に、ホームページでのショップに関しても、そういった質問をされることがあります。
私なりのいくつか理由があるんです。
元々は、野菜の日用品などで日ごろからもっと野菜が目に入ったら、それが可愛らしかったら、野菜に興味を持っていただけるきっかけの1つになるのではないか?と考えたことから始まります。
その後、野菜のものをつくってくださる作家様をを探しているうちに、ハンドメイド作品って、野菜に似ているなと感じたんです。
作り手の温もりや想いが伝わってくる、と。
たとえば先日ご説明した腕抜き。
リブ付きでずり落ちにくいだけでなく、
ゴム調節ができて使う人が調節しやすいように。
裏地もかわいいものを。
保管しやすいようにひっかけるヒモがついている。
もっと簡単に作る方法はいくらでもあるでしょうに、こんなにも使う人のことを考えていて、それを1つ1つ作っているって、感激しませんか!?
たとえばこのパズル。
障がい者の方の就労支援施設で内部で発案して作っているものなんですって。
市販の木工パズルだと5000円以上するものもある中で、1人でも多くの方の手に渡るようにと願いが込められているそうです。
今回、リターンのお話をしたときも、その理由から快諾いただきました。
なんて人ってあったかいんだろう、って胸が熱くなりませんか?
職人さんの手作り木工作品。
いつも私を気遣ってくださる職人さんから先日いただいたメッセージです。
頑張る…と、無理をする…は違います。
無理していると、何か頑張っているんだと思うかもしれませんが、それは大いに勘違いです。
そこに自分で褒められる自分が居れば、それでいいんです。
それが頑張っている自分の証なんだと思います。
~中略~
究極は、「生きている」と「息をしている」も違います
私はそんなことを心の片隅に起きながら
残り少ない時間と向き合っています。
そんな職人さんのお人柄が、作品にあふれていると思いませんか?
リターンの品を考えたときに、
野菜を食べておいしかった!で終わりではなく、
そのあとも、野菜の作り手さんのことを思い出す「形に残るもの」も一緒にお送りしたいと思いました。
せっかく形に残るものをお送りするのであれば、野菜と同じように作り手さんの想いが伝わるオンリーワンのハンドメイド作品にしたいと考えたのです。
この投稿を見たあとに、もう一度リターンの品のハンドメイド作品をご覧いただければ幸いです。