11/22にレセプションイベントを開催しました!
2019.11.24
11月22日、キヤノンギャラリー銀座でレセプションイベントを開催し、約50名の方が参加されました。
11月22日(金)の展示終了後19:00-20:30でおこなったレセプションイベントですが、道化の格好をした水しぎが参加したため、会場内は不思議な雰囲気になりました。
また、実際に缶を叩きながら歌い踊る水しぎも披露させていただき、会の最後には参加者全員で輪になって踊るチャレンジもしました。
プログラムは下記の通りです。
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①主催者挨拶・趣旨説明
②田頭真理子氏 挨拶
③水しぎ披露
④乾杯
⑤歓談
⑥トークセッション
⑦全員で水しぎチャレンジ
⑧記念撮影
⑨閉会の挨拶
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写真展の雰囲気の中での田頭真理子氏の挨拶
不思議な格好をした"水しぎっぺ"の登場
住田町一の会メンバー、田頭真理子氏、邑サポート木村とのトークセッション
水しぎの踊り「大黒舞」の説明をする一の会の多田会長
そして、参加者全員で水しぎを踊りました!!
また、軽食は新宿の若松河田にあるワイン食堂「kerasse tokyo」から、住田と岩手気仙地域(大船渡、陸前高田)の食材を使った食事を用意し、飲み物も岩手のビール、ワイン、日本酒、りんごジュースを飲んでいただき、お腹の中から岩手を味わっていただきました。
住田の食材を味わえる"kerasse tokyo(ケラッセ東京)"https://kerasse.com/
田頭真理子氏からのコメントです。
昨夜、銀座キヤノンギャラリーに水しぎが現れました!子どもから大人まで、みんなが歌い踊り、帰りにはニコニコして楽しかったー!と言って帰っていく、なんとも珍しい写真展のレセプションパーティーとなりました。
わたしが撮影をするうえでいつも大切にしていることは被写体へのリスペクトです。写真は人であれ風景であれ、被写体あっての表現です。
その撮らせてもらった人たちとリアルにコラボレートした瞬間、写真はフレームやギャラリーという限定された規格の中から解き放たれた気がして、なんとも爽快で本当に気持ちいい時間でした。住田のみなさん、パーティーにご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
長くなりますが、会に先立って私たち邑サポートからご説明した開催趣旨について、下記に掲載します。
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今回の開催趣旨
今回田頭さんから
・住田をテーマにした写真展をしたい、
・普通の写真展ではなく新しいことをしたい
・写真のチカラを使って小さな町と関わることにチャレンジしてみたい
とのお申し出をいただき、今回の写真展の企画が始まりました。
実はこういうカタチになったらいいな、と思って数年前に妄想し、その通りになりました。
邑サポートメンバーの友人であった田頭さんに、住田っていいところよ、面白いのよって刷り込んできたわけです。
2015年頃から刷り込みを始め、、
2017年に住田の奇祭「水しぎ」にきてもらい、
2018年秋から冬に数回通っていただき、
2019年1月に再び水しぎに参加、そして二年前の写真と合わせて、小さな写真展を蔵でおこないました。
その時にいつもの風景が美しい写真となってら切り取られた作品を見てみたら町の人たちが、「わぁ!」「あら、これあの場所だわ!」とはしゃぎながら、誇らしく鑑賞されていたことが印象深くのこっています。
わたしたちは今回の写真展に協力する上で3つの目的をもっています
<ゴール>
・奇祭「水しぎ」をきっかけに住田町を知ってもらい興味を持ってもらうこと
・住田町関係者には、住田町を改めて誇りに感じてもらうこと
・かつて住田町と接点があった人・企業には、熱量を持ってもう一度住田を思い出してもらうこと
特に東日本大震災で木造仮設住宅を建てるなど後方支援をおこなった住田町には、震災後多くのボランティアが日本全国から訪れました。震災後 8 年が経ち、住田町との関係も希薄になる中で、改めて住田町に触れ、気仙地域(大船渡市、陸前高田市、住田町)、岩手、東北に思いを寄せてもらえれば嬉しいなと思いおこなっております。
本日のレセプションには、住田に縁のある方々、住田に関わるわたしたちに興味を持って応援してくださってる方々をお呼びしました。
特に、今回クラウドファンディングに協力してくださった皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
簡単にご報告させて頂きますと
期間:10月21日〜11月20日 協力者数96人、合計金額1,165,000円の支援をいただきました。
ありがとうございました。
本日は短い時間ではありますが、住田の不思議なバババ空間と共に、この時間を楽しんだ頂ければ幸いです。」
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皆さまからご支援いただき、今までの写真展にはないレセプションイベントを執り行うことができました。引き続き、写真展、そしてそれに関わる活動を続けてまいります。