写真のチカラで住田の"水しぎ"を盛り上げたい!

by 一般社団法人 邑サポート

success!

写真のチカラで住田の"水しぎ"を盛り上げたい!

by 一般社団法人 邑サポート

協力者の声

凄い!楽しみです。応援してます!

凄い!楽しみです。応援してます!

   
写真展「バババ」の力を借りて、岩手・住田の奇祭「水しぎ」を盛り上げたい。


はじめまして、一般社団法人 邑(ゆう)サポートです。
私たち邑サポートは岩手県住田町の木造仮設住宅団地のコミュニティを支援するため、2011年の東日本大震災を機に活動を開始した団体です。所属メンバー4人の小さな団体ですが、全員が神奈川・東京から住田町に通いながら活動しており、現在は仮設住宅だけでなく住田町や気仙地域の方々が誇りを持って住み続けられる地域づくりのお手伝いもしています。

2011年以降、本当にたくさんのボランティアが住田町を訪れました。その方々との関係を維持し、多種多様な人が関心を持ち続けて地域の力になってくれる、そのような関係づくりを目指しています。





今回、一人の写真家に協力いただき、私たちが大好きな住田町の風景、そして「水しぎ」という奇祭を取り上げた写真展をキヤノンギャラリーで開催できることになりました。
写真家・田頭真理子さんと彼女の写真の力を借りて住田町と水しぎを一人でも多くの人に知ってもらいたいと思い「いしわり」にてプロジェクトを立ち上げた次第です。
ぜひご協力頂ければ幸いです。


写真展「バババ」で目指していること

この写真展は、通常の"写真家の個展"ではなく、写真家が小さな町にどのように関われるのかというチャレンジの一つの通過点だと思っています。
田頭さんにはそのようなチャレンジの対象として住田を選んでくださったことに、本当に感謝しています。

また、私たち邑サポートにとって、この写真での目的は下記です。
①写真で住田、水しぎに触れてもらい、住田町を知ってもらうこと
②住田に一度でも接したことがある人に、再びアツくなってもらうきっかけにすること
震災後たくさんの人たちが住田を訪れ、通過していきました。その人たちに、この写真展をきっかけとして、あの時の熱量を持ってもう一度住田を思い出して頂ければ嬉しいなと思います。

そして、
住田の出身者の方々、また住田に関わっている私たちにとっては、美しい写真に触れることで、住田町を改めて誇りに思うことです。


田頭真理子 写真展「バババ」

●東京
日時:2019年11月21日(木)-27日(水)※土・日休館
場所:キヤノンギャラリー銀座 
https://cweb.canon.jp/gallery/schedule/ginza.html

●大阪
日時:2020年1月16日(木)-22日(水)※日曜日休館
場所:キヤノンギャラリー大阪
https://cweb.canon.jp/gallery/schedule/osaka.html

詳しくはこちら(キヤノンギャラリー ウェブサイト)
https://cweb.canon.jp/gallery/archive/tagashira-bababa/index.html







岩手県の小さな町「住田町」
人口5400人の山あいの町、住田町。町の9割が森林という山に囲まれた町ですが、清流・気仙川流れる美しい風景の町です。
私たちが関わり始めた2011年当時は6000人を超える人口でしたが、毎年約100人ずつ人口が減少する町となっています。




東日本大震災では、住田町のお金で木造戸建の仮設住宅を建設し、沿岸地域の大船渡、陸前高田で被災された方々を受け入れました。住田町は今も後方支援を続けています。





奇祭「水しぎ(みずしぎ)」


水しぎとは、住田町の一の会(地元青年部有志)や消防団が主催しているお祭りで、毎年1月24日に火防祭としておこなわれています。
江戸時代、宿場町だった住田町世田米(せたまい)地区で火事があり、ほいど(宿がない人の表現)が鍋を叩いて知らせ小火で済んだことが謂れとなっています。現在は一の会メンバーがボロ着をまとって顔に炭を塗るなど道化の格好をして、「大黒舞」を歌い、跳ね踊りながら1軒1軒の家を回っています。


また町の人口減少により若い担い手が少なくなっている中で、2012年以降は町の他集落、町外からの参加も募り、祭を続けられるよう頑張っています。



この水しぎは世田米地区の一部のエリアにある家しか訪れないため(それでも200軒以上はあります…)、誰でも水しぎを見られる訳ではありませんでした。
そこで踊り手のコンテスト「水しぎっぺコンテスト」を企画し、町内のオープンスペースで実施することで、誰でも観に来られるお祭りへと進化しています。





朝日新聞取材の少しシュールな動画はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=eA_MFnEQS9M


水しぎを担っている一の会の若者は、「今はなんとか頑張れば自分たちの力でも祭りを維持できるかもしれない。でも、数年後には難しくなっていることは確か。だから、今から外の人を巻き込んでこの祭りを続けていきたい」と語っています。

私たち邑サポートは、これからもこの奇妙なお祭り「水しぎ」を続けられるよう、町外の人を巻き込んでサポートしていきたいと思っています。



写真家・田頭真理子氏と住田、そして水しぎとの出会い

2017年1月、邑サポートメンバーの友人であった写真家・田頭真理子氏が住田町を訪れてくれました。
ずっとずっと、私たちの大好きな住田を写真に切り取ってほしいと願っていたことが叶いはじめたのです。
ちょうど1月24日、水しぎの時期。カメラを持ちながら、彼女も参加し、踊りながら、その祭りの面白さを記録してくれました。

この写真の中に彼女も写っています笑




それから2年後、同じ日に住田を訪れ、田頭さんは小さな写真展を開いてくれたのです。
水しぎの日と同日、一日だけの写真展でした。









2年前の水しぎをメインに「彩りのすみた」と題し、住田の風景と、水しぎの踊り手一人一人をその場で撮って展示する、なんとも面白い写真で、水しぎ参加者は大喜び。
そこに写る住田町と水しぎの風景は、私たちが大好きな住田町を誇り高く切り取ってくれていました。








いつもの風景と自分たちが切り取られた写真を観た住田町の皆さんは、恥ずかしがりながらも、誇らしい気持ちになられていたのが印象的でした。



私たちは、この時に改めて写真の力に気づかされ、この田頭さんの力を借りて住田の素晴らしさ、面白さを広く伝えていきたいと思い、彼女に相談し続けました。




そして、住田の水しぎが写真になって銀座へ

この度、田頭さんにご協力いただき、キヤノンギャラリー銀座で水しぎをテーマにした写真展が開催される運びとなりました。

そのタイトルが「バババ」です。
岩手の気仙地域の方言で、数年前に話題になった朝ドラ「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」と同義語です。






ご協力いただく写真家・田頭真理子さんのコメントを紹介します。

「岩手県にある住田町は、気仙地区といって陸前高田や大船渡といった三陸地域のひとつ山を越えた内陸にあるちいさな町です。
名も知らぬ町を訪れるようになったのは、震災以来ボランティアで住田を行き来していた友人に誘われたことがきっかけでした。

初めて住田を訪れたのは3年前の冬でした。
そこで出会ったのは住田独自の風習「水しぎ」。
町の人々がぼろ着をまとい顔を染めて町を練り歩く儀式が続いています。そんな奇祭に圧倒的なインパクトをうけて始まった住田との付き合い。そしてその後何度も訪れた住田には祭とはまた違った印象に残る日々の暮らしを見させてもらいました。

私の写真表現は、そこにいる人々の暮らしや関係におじゃまをし、そこでの出会いを自分なりの表現としてアウトプットしています。
その人や町や自然に惹かれて面白くなると中に入って撮りたくて仕方がなくなり、それらをわたしなりの印象で写真表現をしています。
つまり、被写体がいないと写真は成り立たない、住田を訪れなければ今回の写真展は開催できていない。
そんなきっかけをつくってくれた友人や住田の人々に感謝しています。そしてその気持ちを行動にうつすとしたら、撮った写真をプリントして差し上げることだったり、撮らせてもらった写真を活用して、町を盛り上げることのお手伝いをすることだったりなのかなって、最近思うんです。

クラウドファンディングや、写真展を通して、1人でも多くの人に住田を知ってもらい関わってもらうことで、たとえば、なにげない橋の上で笑うおばあちゃんや居間で団らんする家族写真、一見当たり前のようにも見えるけれど実はすばらしい日常や、「水しぎ」のような住田にしかないおもしろさ、私の出会った住田が自己表現を超えてもっと広い世界で様々な人に感じてもらいたい。そのような思いで動いています。」

住田町の名所「鏡岩」での田頭真理子さん



<写真展の概要> 
●東京
日時:2019年11月21日(木)-27日(水)※土・日休館
場所:キヤノンギャラリー銀座https://cweb.canon.jp/gallery/schedule/ginza.html

●大阪
日時:2020年1月16日(木)-22日(水)※日曜日休館
場所:キヤノンギャラリー大阪https://cweb.canon.jp/gallery/schedule/osaka.html

詳しくはこちら
https://cweb.canon.jp/gallery/archive/tagashira-bababa/index.html




写真展「バババ」で目指していること

この写真展は、通常の"写真家の個展"ではなく、写真家が小さな町にどのように関われるのかというチャレンジの一つの通過点だと思っています。
田頭さんにはそのようなチャレンジの対象として住田を選んでくださったことに、本当に感謝しています。

また、私たち邑サポートにとって、この写真での目的は下記です。
①写真で住田、水しぎに触れてもらい、住田町を知ってもらうこと
②住田に一度でも接したことがある人に、再びアツくなってもらうきっかけにすること
震災後たくさんの人たちが住田を訪れ、通過していきました。その人たちに、この写真展をきっかけとして、あの時の熱量を持ってもう一度住田を思い出して頂ければ嬉しいなと思います。

そして、
住田の出身者の方々、また住田に関わっている私たちにとっては、美しい写真に触れることで、住田町を改めて誇りに思うことです。



この目的を遂行するために私たちは写真展で下記を企画しています。
11月22日(金)19時から奇祭「水しぎ」に触れるレセプションイベント@キヤノンギャラリー銀座
・田頭真理子氏による企画の紹介
・住田町から一の会のゲストをお呼びしたトークセッション
・水しぎデモンストレーション
・住田にゆかりのある軽食
※今回のクラウドファンディング支援者の方へのリターンとして、レセプションイベントにご招待します(30,000円以上が対象になります)。


この写真展とイベントをインパクトあるものにし、小さな町の小さな奇祭「水しぎ」、そして住田町に興味を持ってもらえる機会になるよう努めてまいります。



集まった資金は下記に活用させていただきます。
・写真展示物の制作費
・ポスター、フライヤー制作費
・田頭真理子氏撮影の住田町フォトリーフレット制作費
・オリジナルポストカード制作費
・レセプションイベント開催費(飲食、ゲスト招待費)
※制作費にはデザイン費、印刷費を含みます
※キヤノンギャラリー銀座、および大阪の展示にも活用させていただきます

詳細の予算案は下記になります。




皆さまのご協力、どうぞよろしくお願いいたします。






このプロジェクトは、東日本大震災からの復興につながるクラウドファンディングをサポートする「復興庁クラウドファンディング支援事業」の対象プロジェクトです。
http://www.reconstruction.go.jp/portal/sangyou_nariwai/cf/20190305151135.html

実行者について

一般社団法人 邑サポート

私たち邑サポートは、2011年から岩手県住田町の仮設住宅のコミュニティ支援をおこなうため活動を開始しました。現在は仮設住宅だけでなく気仙地域・住田町の方々が誇りを持って住み続けられる地域づくりのお手伝いもしています。震災後多くのボランティアが住田町を訪れましたが、そのあとも、関係性を維持し、多種多様な人がこの地に関心を持ち続け、地域の力になってくれる関係づくりを目指して日々活動しています。

プロジェクトが成立しました

協力金額合計
¥1,165,000
目標金額
¥1,000,000
116%
残り時間アイコン 残り
終了
協力者数アイコン 協力者数
96

プロジェクトが成立しました

2019年11月20日(水) 23:59にプロジェクトが成立しました。

   
写真展「バババ」の力を借りて、岩手・住田の奇祭「水しぎ」を盛り上げたい。


はじめまして、一般社団法人 邑(ゆう)サポートです。
私たち邑サポートは岩手県住田町の木造仮設住宅団地のコミュニティを支援するため、2011年の東日本大震災を機に活動を開始した団体です。所属メンバー4人の小さな団体ですが、全員が神奈川・東京から住田町に通いながら活動しており、現在は仮設住宅だけでなく住田町や気仙地域の方々が誇りを持って住み続けられる地域づくりのお手伝いもしています。

2011年以降、本当にたくさんのボランティアが住田町を訪れました。その方々との関係を維持し、多種多様な人が関心を持ち続けて地域の力になってくれる、そのような関係づくりを目指しています。





今回、一人の写真家に協力いただき、私たちが大好きな住田町の風景、そして「水しぎ」という奇祭を取り上げた写真展をキヤノンギャラリーで開催できることになりました。
写真家・田頭真理子さんと彼女の写真の力を借りて住田町と水しぎを一人でも多くの人に知ってもらいたいと思い「いしわり」にてプロジェクトを立ち上げた次第です。
ぜひご協力頂ければ幸いです。


写真展「バババ」で目指していること

この写真展は、通常の"写真家の個展"ではなく、写真家が小さな町にどのように関われるのかというチャレンジの一つの通過点だと思っています。
田頭さんにはそのようなチャレンジの対象として住田を選んでくださったことに、本当に感謝しています。

また、私たち邑サポートにとって、この写真での目的は下記です。
①写真で住田、水しぎに触れてもらい、住田町を知ってもらうこと
②住田に一度でも接したことがある人に、再びアツくなってもらうきっかけにすること
震災後たくさんの人たちが住田を訪れ、通過していきました。その人たちに、この写真展をきっかけとして、あの時の熱量を持ってもう一度住田を思い出して頂ければ嬉しいなと思います。

そして、
住田の出身者の方々、また住田に関わっている私たちにとっては、美しい写真に触れることで、住田町を改めて誇りに思うことです。


田頭真理子 写真展「バババ」

●東京
日時:2019年11月21日(木)-27日(水)※土・日休館
場所:キヤノンギャラリー銀座 
https://cweb.canon.jp/gallery/schedule/ginza.html

●大阪
日時:2020年1月16日(木)-22日(水)※日曜日休館
場所:キヤノンギャラリー大阪
https://cweb.canon.jp/gallery/schedule/osaka.html

詳しくはこちら(キヤノンギャラリー ウェブサイト)
https://cweb.canon.jp/gallery/archive/tagashira-bababa/index.html







岩手県の小さな町「住田町」
人口5400人の山あいの町、住田町。町の9割が森林という山に囲まれた町ですが、清流・気仙川流れる美しい風景の町です。
私たちが関わり始めた2011年当時は6000人を超える人口でしたが、毎年約100人ずつ人口が減少する町となっています。




東日本大震災では、住田町のお金で木造戸建の仮設住宅を建設し、沿岸地域の大船渡、陸前高田で被災された方々を受け入れました。住田町は今も後方支援を続けています。





奇祭「水しぎ(みずしぎ)」


水しぎとは、住田町の一の会(地元青年部有志)や消防団が主催しているお祭りで、毎年1月24日に火防祭としておこなわれています。
江戸時代、宿場町だった住田町世田米(せたまい)地区で火事があり、ほいど(宿がない人の表現)が鍋を叩いて知らせ小火で済んだことが謂れとなっています。現在は一の会メンバーがボロ着をまとって顔に炭を塗るなど道化の格好をして、「大黒舞」を歌い、跳ね踊りながら1軒1軒の家を回っています。


また町の人口減少により若い担い手が少なくなっている中で、2012年以降は町の他集落、町外からの参加も募り、祭を続けられるよう頑張っています。



この水しぎは世田米地区の一部のエリアにある家しか訪れないため(それでも200軒以上はあります…)、誰でも水しぎを見られる訳ではありませんでした。
そこで踊り手のコンテスト「水しぎっぺコンテスト」を企画し、町内のオープンスペースで実施することで、誰でも観に来られるお祭りへと進化しています。





朝日新聞取材の少しシュールな動画はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=eA_MFnEQS9M


水しぎを担っている一の会の若者は、「今はなんとか頑張れば自分たちの力でも祭りを維持できるかもしれない。でも、数年後には難しくなっていることは確か。だから、今から外の人を巻き込んでこの祭りを続けていきたい」と語っています。

私たち邑サポートは、これからもこの奇妙なお祭り「水しぎ」を続けられるよう、町外の人を巻き込んでサポートしていきたいと思っています。



写真家・田頭真理子氏と住田、そして水しぎとの出会い

2017年1月、邑サポートメンバーの友人であった写真家・田頭真理子氏が住田町を訪れてくれました。
ずっとずっと、私たちの大好きな住田を写真に切り取ってほしいと願っていたことが叶いはじめたのです。
ちょうど1月24日、水しぎの時期。カメラを持ちながら、彼女も参加し、踊りながら、その祭りの面白さを記録してくれました。

この写真の中に彼女も写っています笑




それから2年後、同じ日に住田を訪れ、田頭さんは小さな写真展を開いてくれたのです。
水しぎの日と同日、一日だけの写真展でした。









2年前の水しぎをメインに「彩りのすみた」と題し、住田の風景と、水しぎの踊り手一人一人をその場で撮って展示する、なんとも面白い写真で、水しぎ参加者は大喜び。
そこに写る住田町と水しぎの風景は、私たちが大好きな住田町を誇り高く切り取ってくれていました。








いつもの風景と自分たちが切り取られた写真を観た住田町の皆さんは、恥ずかしがりながらも、誇らしい気持ちになられていたのが印象的でした。



私たちは、この時に改めて写真の力に気づかされ、この田頭さんの力を借りて住田の素晴らしさ、面白さを広く伝えていきたいと思い、彼女に相談し続けました。




そして、住田の水しぎが写真になって銀座へ

この度、田頭さんにご協力いただき、キヤノンギャラリー銀座で水しぎをテーマにした写真展が開催される運びとなりました。

そのタイトルが「バババ」です。
岩手の気仙地域の方言で、数年前に話題になった朝ドラ「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」と同義語です。






ご協力いただく写真家・田頭真理子さんのコメントを紹介します。

「岩手県にある住田町は、気仙地区といって陸前高田や大船渡といった三陸地域のひとつ山を越えた内陸にあるちいさな町です。
名も知らぬ町を訪れるようになったのは、震災以来ボランティアで住田を行き来していた友人に誘われたことがきっかけでした。

初めて住田を訪れたのは3年前の冬でした。
そこで出会ったのは住田独自の風習「水しぎ」。
町の人々がぼろ着をまとい顔を染めて町を練り歩く儀式が続いています。そんな奇祭に圧倒的なインパクトをうけて始まった住田との付き合い。そしてその後何度も訪れた住田には祭とはまた違った印象に残る日々の暮らしを見させてもらいました。

私の写真表現は、そこにいる人々の暮らしや関係におじゃまをし、そこでの出会いを自分なりの表現としてアウトプットしています。
その人や町や自然に惹かれて面白くなると中に入って撮りたくて仕方がなくなり、それらをわたしなりの印象で写真表現をしています。
つまり、被写体がいないと写真は成り立たない、住田を訪れなければ今回の写真展は開催できていない。
そんなきっかけをつくってくれた友人や住田の人々に感謝しています。そしてその気持ちを行動にうつすとしたら、撮った写真をプリントして差し上げることだったり、撮らせてもらった写真を活用して、町を盛り上げることのお手伝いをすることだったりなのかなって、最近思うんです。

クラウドファンディングや、写真展を通して、1人でも多くの人に住田を知ってもらい関わってもらうことで、たとえば、なにげない橋の上で笑うおばあちゃんや居間で団らんする家族写真、一見当たり前のようにも見えるけれど実はすばらしい日常や、「水しぎ」のような住田にしかないおもしろさ、私の出会った住田が自己表現を超えてもっと広い世界で様々な人に感じてもらいたい。そのような思いで動いています。」

住田町の名所「鏡岩」での田頭真理子さん



<写真展の概要> 
●東京
日時:2019年11月21日(木)-27日(水)※土・日休館
場所:キヤノンギャラリー銀座https://cweb.canon.jp/gallery/schedule/ginza.html

●大阪
日時:2020年1月16日(木)-22日(水)※日曜日休館
場所:キヤノンギャラリー大阪https://cweb.canon.jp/gallery/schedule/osaka.html

詳しくはこちら
https://cweb.canon.jp/gallery/archive/tagashira-bababa/index.html




写真展「バババ」で目指していること

この写真展は、通常の"写真家の個展"ではなく、写真家が小さな町にどのように関われるのかというチャレンジの一つの通過点だと思っています。
田頭さんにはそのようなチャレンジの対象として住田を選んでくださったことに、本当に感謝しています。

また、私たち邑サポートにとって、この写真での目的は下記です。
①写真で住田、水しぎに触れてもらい、住田町を知ってもらうこと
②住田に一度でも接したことがある人に、再びアツくなってもらうきっかけにすること
震災後たくさんの人たちが住田を訪れ、通過していきました。その人たちに、この写真展をきっかけとして、あの時の熱量を持ってもう一度住田を思い出して頂ければ嬉しいなと思います。

そして、
住田の出身者の方々、また住田に関わっている私たちにとっては、美しい写真に触れることで、住田町を改めて誇りに思うことです。



この目的を遂行するために私たちは写真展で下記を企画しています。
11月22日(金)19時から奇祭「水しぎ」に触れるレセプションイベント@キヤノンギャラリー銀座
・田頭真理子氏による企画の紹介
・住田町から一の会のゲストをお呼びしたトークセッション
・水しぎデモンストレーション
・住田にゆかりのある軽食
※今回のクラウドファンディング支援者の方へのリターンとして、レセプションイベントにご招待します(30,000円以上が対象になります)。


この写真展とイベントをインパクトあるものにし、小さな町の小さな奇祭「水しぎ」、そして住田町に興味を持ってもらえる機会になるよう努めてまいります。



集まった資金は下記に活用させていただきます。
・写真展示物の制作費
・ポスター、フライヤー制作費
・田頭真理子氏撮影の住田町フォトリーフレット制作費
・オリジナルポストカード制作費
・レセプションイベント開催費(飲食、ゲスト招待費)
※制作費にはデザイン費、印刷費を含みます
※キヤノンギャラリー銀座、および大阪の展示にも活用させていただきます

詳細の予算案は下記になります。




皆さまのご協力、どうぞよろしくお願いいたします。






このプロジェクトは、東日本大震災からの復興につながるクラウドファンディングをサポートする「復興庁クラウドファンディング支援事業」の対象プロジェクトです。
http://www.reconstruction.go.jp/portal/sangyou_nariwai/cf/20190305151135.html

実行者について

一般社団法人 邑サポート

私たち邑サポートは、2011年から岩手県住田町の仮設住宅のコミュニティ支援をおこなうため活動を開始しました。現在は仮設住宅だけでなく気仙地域・住田町の方々が誇りを持って住み続けられる地域づくりのお手伝いもしています。震災後多くのボランティアが住田町を訪れましたが、そのあとも、関係性を維持し、多種多様な人がこの地に関心を持ち続け、地域の力になってくれる関係づくりを目指して日々活動しています。

リターン一覧

¥3,000
感謝のメールと2020年1月24日"水しぎ"の活動報告メール
15人が支援中
限定数:限定なし
お届け予定日:2020年3月1日
¥5,000
・感謝のメールと2020年1月24日"水しぎ"の活動報告メール
・田頭真理子氏撮影住田オリジナルポストカード
50人が支援中
限定数:限定なし
お届け予定日:2020年3月1日
¥10,000
・感謝のメールと2020年1月24日"水しぎ"の活動報告メール
・田頭真理子氏撮影住田オリジナルポストカード
・オリジナルロゴ入りピンクのタオル(通常水しぎで使用)
21人が支援中
限定数:限定なし
お届け予定日:2020年3月1日
¥30,000
・感謝のメールと2020年1月24日"水しぎ"の活動報告メール
・田頭真理子氏撮影住田オリジナルポストカード
・オリジナルロゴ入りピンクのタオル(通常水しぎで使用)
・田頭真理子氏撮影の住田町フォトリーフレット
・奇祭「水しぎ」に触れるレセプションイベントご招待@キヤノンギャラリー銀座
12人が支援中
限定数:限定なし
お届け予定日:2020年3月31日
¥100,000
・感謝のメールと2020年1月24日"水しぎ"の活動報告メール
・田頭真理子氏撮影住田オリジナルポストカード
・オリジナルロゴ入りピンクのタオル(通常水しぎで使用)
・田頭真理子氏撮影の住田町フォトリーフレット
・奇祭「水しぎ」に触れるレセプションイベントご招待@キヤノンギャラリー銀座
・田頭真理子氏によるポートレート撮影(東京&住田町以外は交通費別途)
3人が支援中
限定数:残り2
お届け予定日:2020年3月31日

プロジェクトが成立しました

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