レセプションイベントの準備をしています
2019.11.20
写真展「バババ」は明日から、そして11/22にはレセプションイベント(招待制)があります。
先日、住田町で水しぎを主催している一の会(いちのかい)とイベントに向けて荷造りをしました。
水しぎは、
住田町の一の会(地元青年部有志)や消防団が主催しているお祭りで、毎年1月24日に火防祭としておこなわれています。
江戸時代、宿場町だった住田町世田米(せたまい)地区で火事があり、ほいど(宿がない人の表現)が鍋を叩いて知らせ小火で済んだことが謂れとなっています。現在は一の会メンバーがボロ着をまとって顔に炭を塗るなど道化の格好をして、「大黒舞」を歌い、跳ね踊りながら1軒1軒の家を回っています。
●道化の格好になるために
・顔を白塗りし、化粧をする
・ボロ布、ボロ着を纏う
・必要に応じて、カツラをかぶる
●踊るために
・空いた一斗缶を集める
・一斗缶や太鼓を叩く木っ端を集める
●普段の格好に戻るために
・大量のメイク落とし
水しぎの踊り手になるために、様々準備が必要です。
小道具類の箱を開けては閉め、あれがどこにあるかとワイワイしながら11/22に備えています。
複数の段ボールに詰めて、銀座のキヤノンギャラリーへ送ります。
カツラがたくさん(笑)
最後に、一の会の会長である多田英明さんに一言いただきました。
一の会 多田英明会長(消防団屯所の前で)
「今回、普段なかなか行くことのない銀座で水しぎを披露させてもらえることになり嬉しく思います。
また、様々な伝統行事、芸能の中で、こうして水しぎを選んでもらえたことも、私たちの誇りです。
住田にはまだまだたくさんの伝統、芸能があり、とても面白いところです。
ぜひ、みなさん、住田に遊びにいらしてください。」
今回の写真展およびこのクラウドファンディングプロジェクトにおいても、住田町の方々からたくさんの協力、支援をいただいています。
住田のみなさんが誇りに感じる、そんな写真展にできるよう私たちも尽力していく所存です。
それでは、写真展でお待ちしております。