夢を打ち上げたらできた夢
2021.02.21
2020年から始まった三陸花火。
コロナで世の中が大変な時だからこそ
たくさんの人に空を見上げてほしい
そして花火大会の中止で出番をなくした花火たちを1つでも多く空に咲かせたい
そんな思いから、会場でも家でも楽しめるような花火大会を行いました。
その発起人であり実行委員長の浅間さんに熱い思いをお聞きしました。
実は私がよく口にする「東日本大震災から10年のタイミングで…」は、浅間さんから教わったのです。
☘ 夢を語る
東日本大震災の時にはたくさんのボランティアが訪れてくれましたが、10年を迎える今、風化の影響もあり年々訪れる人が減ってきています。
また、三陸地域の人口減少が進み、様々な担い手が足りなくなっています。
その影響は花火大会にもあり、地域住民からは
「毎年上がっていた花火がないと寂しい」
「何とか続けていけないか」
という声が多くありました。
観光・交流人口の拡大と地域経済活性化を図るべくこの花火大会を開催したい。
開催地の陸前高田市に留まらない三陸地域全体への送客・交流を実現しながら、持続可能な花火大会を目指したい。
震災から10年が経つタイミングで国内外から多くの注目が集まる1年に、三陸をアピールするべくコロナ渦での開催を決意しました。
☘ 夢を打ち上げる
クラウドファンディング等で資金を集めて全国11社の花火会社から花火を買い取り、10000発以上もの夢を打ち上げました。
車の中で楽しめる『ドライブイン花火シアター』
花火の中を走るドローン視点で楽しめる『マルチアングルLIVE配信』
などコロナ渦でも楽しめるように様々な取り組みに挑戦もしました。
詳しいことは最下部に記載したホームページをご覧ください。
花火の映像は、YouTubeで【三陸花火大会】と検索するとたくさん出てきますのでぜひご覧ください。
☘ 夢を持つ
日本の花火は世界最高峰と言われています。
さらに東北は花火大会が全国の中でも最も盛んな地域なのです。
ということは
「東北を代表する花火大会になれば、世界を代表する花火大会になるのでは」
と浅間さんは思いました。
東北代表 → 世界の代表 → 世界から注目 → 三陸に注目
という思考の流れですね。
このことは2020年の三陸花火大会後に気づいたそうです。
「みんなで打ち上げたい夢」
を打ち上げたら
「みんなで叶えたい夢」
ができました。
☘ 夢の力
三陸地域には大学がないので人口減少がより進みやすい状態です。
しかし私は、大学進学や就職のために転出することは『前向きな転出』だと思っています。
「大きな都市で力をつけていつか帰ってきたい」
という言葉も聞きます。
いつか帰ってきたい地域とは?
浅間さんは
「地元の若者が誇りに思う地域になってほしい」
とおっしゃいます。
「俺・私が生まれた三陸はすごいんだぞ」「面白いんだぞ」
と全国各地で誇れるように、三陸花火は
若者による若者が活躍できる花火大会
を地域の方々と共に作っていきます。
「これから年2回の三陸花火をやっていこう」(今年は5月と10月に開催予定)
と壮大な夢をもつ浅間さんからクラウドファンディングへの応援メッセージをいただきました!
だいちゃんの「陸前高田を面白くするためならなんでもやります」という思い大好きです。
これからもその思いに頼りながら「陸前高田を面白くするために」俺も頑張ります!
だいちゃんの様々な活動、これからも応援しています!!
☘ 三陸花火競技大会の情報
ホームページ
https://sanrikuhanabi.com/
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https://www.instagram.com/sanrikuhanabi/
クラウドファンディング(2020年秋)
https://camp-fire.jp/projects/view/315553