高田松原は日本に6つの内の1つ
2021.02.13
3月11日まで1ヶ月を切りました。
キャンドルの製造は、ともしびプロジェクトキャンドル工房さんに着々とやっていただいております。
手間と時間をかけてできるキャンドルは1つ1つ手作り。
だから
その日の気温、蠟を溶かす温度、冷ます度合い
などで表情が変わります。
どんな高田松原が届くがお楽しみに。
そもそも「高田松原って何?」という方もいらっしゃるかと思いますので、今回は私が表現したい!と思った高田松原についてご紹介します。
☘ 今は昔、菅野杢之助といふものありけり
江戸時代に菅野杢之助という方が、高田村でうんぬんかんぬん…
って難しい歴史の話は、綺麗にまとめてある『高田松原を守る会』のホームページを見てみてください(笑)
https://takatamatsubara-mamorukai.jp/to__know
☘ 日本に6つしかない名勝松原海岸
震災前の高田松原はとても美しく、色んな百選に選ばれています。
日本の名松、日本の白砂青松、日本の都市公園、日本の渚、日本の歴史公園…
さらに
日本百景や東北10景
にも選ばれました。
そして、国指定の名勝松原海岸は日本全国に6つしかなく、そのうちの1つが高田松原でした。
☘ 防災林としての松原
高田松原の正式名称は「高田松原防災林」といい、昔から防災林として幾度の津波からまちを救ってきた松原なんです。(明治三陸沖津波・昭和三陸津波・チリ地震津波)
津波からだけではありません。
田畑やまちを潮風・高潮・飛び砂などの害から守るために、江戸時代の先人は荒れた砂地に松苗を植えて松林を作りました。
☘ 海水浴場の再開
高田松原海岸は、守るだけでなく、陸前高田へたくさんの人を呼んできました。
長さ約2キロの白砂青松の美しい松原を見に、年間約100万人の観光客が訪れ、海水浴シーズンの夏には1日約5万人が来たこともあります。
そんな高田松原海水浴場が2021年の夏に再開予定。
2021年4月からは、砂浜が一般開放されます。
その砂浜に
50年かけて松原を再生しよう
と活動しているのが『高田松原を守る会』の方々です。
次の活動報告では、私が「高田松原を模したキャンドルを作りたい」と思ったきっかけの『高田松原を守る会』についてお書きします。