キャンドルについて
2021.02.06
☘ 全て想いのこもった手作り
皆様のおかげで6日間で50%まで行きました。
そして、最低でも28人の方にこの文章を読んでいただいたことをとても嬉しく思います。
ありがとうございます。
全国の方にもっと陸前高田の今を知ってもらうためにまだまだ頑張ります!
このキャンドルは細部までこだわり、キャンドルの再現度が高いためか「絵を貼ってると思ってた」と良く言われます。
改めて言いますが、全て蠟でできています。
そしてけっこう時間をかけて作っています。
1日に作れる個数は
Sサイズは1日9個
Мサイズは1日6個
なんです。
じゃぁ何を表現して、どういう工程で作ってるのってことを今回は紹介します。
☘ 夏色の高田松原
キャンドルのデザインについて、私には明確なイメージがありました。
トップの写真に使われているアングルの高田松原
たくさんの方が訪れていた夏の高田松原海水浴場
日本百景や国の指定文化財に登録されるほど美しかった白砂青松
口で言うのは簡単ですが、この3つを表現するのはけっこう大変だったんです。
☘ 試作数は30個以上
試行錯誤を重ねました。
染料の量
層のバランス
キャンドルの表情の出し方
キャンドルは奥深いなって思いました。
そして30個以上、5回ほど通って完成したのが今回のキャンドルです。
☘ キャンドルの表情
この鮮やかな表情を出すために何手間もかけてくれています。
その一部を紹介します。
波を表現するために下の方は傾けた状態で蠟を注いでます
砂浜の表情を出すために砕いた蠟を入れてます
このキャンドルの顔、松原は表情を出すために空気を入れるように一工夫してます
夏空を雲が泳ぐように、水色の蠟に砕いた蠟を入れてます
あとは冷ましたら完成
☘ キャンドルの魔術師
キャンドルの制作を担当してくれたともしびプロジェクトキャンドル工房の浅野さん。(右側)
私の要望を忠実に再現してくれました。
ともしびプロジェクトは、2011年11月11日から毎年キャンドルを灯し続けています。
「忘れないをカタチに」するために。
今まで気仙沼の海を表現したキャンドルを作っていましたが、今回は私の想いに賛同してくれて高田松原キャンドルを一緒に開発してくれました。
ともしびプロジェクトキャンドル工房ホームページ
http://tomoshibi311.com/