遊休地を活用して「学生×農業×地域」のプラットフォームを岩手につくりたい!
by 中村 佳祐(畑ラボ)
はじめまして。プロジェクトリーダーの中村佳祐と申します。このページを見て下さってありがとうございます!
少し長くなりますが、私たちのプロジェクト
遊休地活用プロジェクト「畑ラボ」
の紹介を読んでいただき、自分たち学生と一緒にこのプロジェクトを進めていただければ嬉しいです。
「畑ラボ」とは?
私たちのプロジェクト「畑ラボ」とは、岩手県の地域課題の1つである「遊休地」を拠点として、学生の新たな「農業」へのかかわり方を模索するとともに、その活動を通して地域の農家さんや学生、農業法人などの交流を活発にすることによって地域課題に協力して取り組むことのできる「学生×農業×地域」のプラットフォームを確立することを目標に活動をしているプロジェクトです。
ここから、このプロジェクトを企画した背景や、展望について記していきたいと思います。
農業にどんなイメージを持っていますか?
みなさんは“農業”についてどのようなイメージを持っているでしょうか?
きつい・汚い・危険、一般的に言われる3K職場というイメージ。
朝から夜まで働き、生産物は、天気や輸入の動向によって価格が左右される。嫁不足に悩む。土にまみれて汚い。田舎。
良いイメージを持っている方は少ないのかもしれません。
少なくとも自分もこのようなイメージを持っていました。
しかし自分が農業に対する見方が変わる出来事があります。
岩手の“農業”を知る
私は岩手県のCOC事業 の一環である“いわてキボウスター開拓塾”という、起業家人材育成講座に1~3期に渡り参加していました。
COC事業とは
「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」は、大学等が自治体と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・地域貢献を進める大学を支援することで、 課題解決に資する様々な人材や情報・技術が集まる、地域コミュニティの中核的存在としての大学の機能強化を図ることを目的としています。(文部化科学省HP)
その中で、ローカルベンチャーについて学ぶとともに、学生が地域課題解決を目的とした県内のフィールドワークとして、岩手県内の農業法人を10社以上へのヒアリング及びに生産現場を視察しました。
そこで見たもの。
“日本一の面積で作付け、1億円以上の売り上げる会社”
“地元の米農家とともにグルテンフリーの純米麺を世界に売りこむ会社”
“2種類のGAPを取得、オリンピック選手へ岩手の野菜出荷を目指す会社”
すごい。
この言葉しか出で来ない衝撃でした。
そんな自分の予想を超えて衝撃を与えてくれた岩手の農業法人、農業。
しかしこれまでになかった問題が生じています。
経営のわかる“ミドルマネージャー”の不足
農業法人において社長の右腕になるような、経営がわかる人材が求められているというのです。
それもそのはず。
農業法人は“法人”という形を取っているがゆえに、生産から販売、さらには各種マネジメントなど仕事を営む能力、すなわち“経営能力”が必用になるからです。
しかし、日本の農業はこれまで生産は農家、販売はJAが行うというのが主流で、農家は“ものを売る”という経験もなければ、経営をするということもほぼなかったでしょう。
このような時代の背景もあり、現代の農業法人の増加に「 経営のわかる人材」の供給が追い付いていないという課題が出てきています。
このような現代農業に対して.....
農学部で“農業”を学べない?
前述したように産業としての変化が著しい“農業”という分野に、
果たして自分が所属する“農学部”が果たす役割とは?
ということを多くの現場を見る中で考える機会が多くなりました。
というのも、今回のヒアリングを通して知り学んだことを講義の中で聞く機会はほぼなく,実際に学ぶのは
“6次産業化とは” “熱の移動に使う式とは“ ”農業機械の仕組みとは“
など。
確かにこれらの知識が必要になってくる場面も少なくありません。
しかし、このような知識はあくまで“現場”を理解し、使いどころがわかったうえで“現場で活きた知識”となるものであると私は考えます。そして、
農学部で“農業現場”を学べないのはおかしいのではないか
という考えが強まって行き、農学部でそのような場がないなら自分で作ろう!!
と考えました。
遊休地を“学生×農業×地域”のプラットフォームに!
このような背景から、
①学生の「農業」への新しいかかわり方の模索、確立
②実際に農業の現場を知り、そのうえで生産した作物を販売まで行うことで“経営”のわかる人材となる
③学生が地域課題解決に尽力する
を目的とし、遊休地活用プロジェクト「畑ラボ」を立ち上げました。
そして2018年7月現在で私たちは岩手県滝沢市を最初のフィールドとして、滝沢市で大きな課題となっている“遊休地”を活用して農業を実際に始めました。
しかし、実際に栽培するにあたり、堆肥や肥料、種、マルチ、農業機械に至るまで多くの出費がかかり、学校からの支援を受けたり、学生間でお金を出し合ったりしているものの、まだまだ足りていないのが現状です。
そのため、今後活動を続けて学生が作物栽培の収益でランニングコストを賄えるようになるまでの
・作物の栽培に必用になる資材の購入
・各種研修をお願いした農家さんへの謝礼代
に皆様からのご支援をいただいた資金を活用することで、「“学生×農業×地域”のプラットフォームづくり」を実現していきたいと思います!
メンバー紹介
ここでプロジェクトメンバーをご紹介します。
○中村 佳祐(代表)
岩手大学農学部3年次
○神尾 真大郎(副代表)
岩手大学農学部4年次
○穂刈 裕一
岩手大学農学部1年次
○佐藤 瑞穂
岩手大学農学部3年次
○二子石 大智
岩手大学農学部3年次
○今井 俊
岩手大学人文社会科学部2年次
○菅原 唯斗
岩手大学人文社会科学部2年次
上記メンバーに加え、多くの学生を巻き込みながらプロジェクトに楽しみながら真剣に取り組んでいます!
必要経費
今回のクラウドファンディング挑戦にあたり、前述したような資材の購入や、学生の農業研修の際にかかる謝礼代を募集します。
資材の購入 20万
農業研修の謝礼代 4万
手数料・リターンなど 6万
合計30万円
お礼(リターン)について
ご支援ご協力いただいた方々には以下のような御礼(リターン)をご用意させていただきます。
【3000円コース】
①お礼のメール&畑ラボ活動報告書(年2回、その他イベント情報等を随時メールにて配信)
※画像はイメージです。
【5000円コース】
②お礼のメール&畑ラボ活動報告書(年2回、その他イベント情報等を随時メールにて配信)&学生が作った野菜詰め合わせセット
※画像はイメージです。
※秋野菜は大根&人参を栽培しているので、この2種類を詰め合わせたものをH30年12月頃にお送りいたします。
③お礼のメール&畑ラボ活動報告書(年2回、その他イベント情報等を随時メールにて配信)&滝沢市特産品詰め合わせ
※画像はイメージです
※画像はイメージです
【10000円コース】
④お礼のメール&畑ラボ活動報告書(年2回、その他イベント情報等を随時メールにて配信)&畑にご招待
※画像はイメージです
※画像はイメージです
※「畑にご招待」では、学生が作業する畑に来ていただき、畑の見学・作業や畑ラボの活動紹介、畑で収穫した野菜や滝沢の特産品を使った交流会を実施します。
※「畑にご招待」に関しては、H31年1月頃開催予定です。(協力者様と日程調整の上、決定次第連絡させていただきます。)
※現地までの交通費は自己負担でお願いいたします。
今後のビジョン
私たちの取り組みをより多くの人に知ってもらい、一緒にこの新しいプラットフォームを作ってくれる仲間を増やしていきたいと考え、今回クラウドファンディングを用いることにしました。
というのも、すでにこのプロジェクトには1~4年生の幅広い年齢層で行っており、今後活動を継続的に行うことを目標としております。そのうえで将来的に、
「33市町村にラボを広げる」
これを達成したいと考えております。
もちろん、プロジェクトメンバーOBが支援を続けることの出来る体制は作っていきますが、地域において、今後の後輩達を見守り、一緒に活動を行ったり、各種支援をしてくれるような協力者は欠かせません。
以上、繰り返しにはなりますが、この「畑ラボ」を通して、地域農業を多くの方と協力して盛り上げていきたいと思いますので、何卒ご支援ご協力お願い致します!
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銀行口座振込での協力の受付について
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本プロジェクトでは、クレジットカード、後払いによるご入金のほか、口座へのお振込みでもご協力をお受けしております。
銀行振込での受付は【 11月1日まで 】にメールいただいたもの、かつ、【 11月5日まで 】にお振り込みいただいたものに限らせてもらいます。ご了承ください。
各金融機関の営業日と営業時間にご注意ください。
<<<お振込みによる手順>>>
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info@ishiwari.iwate.jp
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③目標金額を達成した場合、リターンが送られます。(送付時期については、いしわりのプロジェクトページをご覧ください。)
※万が一、プロジェクトが成立しなかった場合は、返金いたします。
プロジェクトが成立しました