交流の場・フラダンスの練習場が欲しい!!
by Makana Aloha(マカナアロハ)
交流の場・フラダンスの練習場が欲しい!!
震災後から続けてきたフラダンスチームの和がどんどん広がっている
皆様こんにちは。私は大槌町で町民の方々にフラダンスを教えている小笠原弘子(おがさわらひろこ)と申します。
2011年に起こった東日本大震災によって三陸沿岸の市町村は多くの人や物を失い、私の故郷である岩手県大槌町でも多数の犠牲が出てしまいました。私は現在三陸町に居を構えておりますが、震災直後から身内、知人、友人の消息を知るため何度も大槌町へと足を運んでいました。
海から離れ、山に囲まれた和野の仮設住宅には家族や家を流された方々がたくさんいらっしゃり、ほとんどの人達は生きる希望を失い途方に暮れて泣いていました。そういった方々を見ていると胸が痛くて、なぐさめの言葉もかけることができませんでした。
そういう方々を元気づけたいという気持ちで悲しみや悔しさをふっとばす為、私は皆さんのために思い切ってフラダンスを踊りました。
すると、いつも悲しんで辛そうにしていた人たちが私のフラダンスを見て笑顔になったのです。涙をながしている人もいました。おばあちゃんも子どももハワイアンのリズムに心を癒され、みんな笑顔で一緒に踊ってくれました。私は少しずつ笑顔を取り戻す人たちの様子を見て、嬉しさがこみ上げてきたのです。
それからは、みんなの笑顔に会いたくて、大槌弁でしゃべりたくて、毎週のように雨の日も風の日も大槌町に通いつめました。
一人のフラダンスをきっかけに輪が広がり、現在は町内外から約30名のメンバーが集まって練習を行っています。フラダンスを通して大きな絆の輪ができたのです。
活動をしていく中で、老人ホームの慰問や他地域のサポートセンターとの交流会に参加する機会も増え、震災後、久しぶりに再会できた友人や生死のわからなかった人との思いがけない再会に抱き合って喜ぶ姿を見ることもありました。
2015年からは年に1回、盛岡、北上、花巻などに避難している大槌町民の方々を慰問し、フラダンスで交流会を盛り上げて皆さんに楽しんでもらっています。内陸に避難している方々との懐かしい再会に涙を流して喜んでくださる方を見ると、フラダンスをやっていて本当に良かったな、と感じます。
震災後、全国から寄せられた数々の支援を私たちは「愛の贈り物」としてたくさん受け取りました。これからはフラダンスを通して色々なイベントに参加し、全国へ感謝の気持ちを届けたいと思っています。
「私達は、元気にフラを楽しんで生きているよ!」と。
仮設住宅の集約に伴い、交流の場となっている練習場が減少
震災から6年が経ち、仮設住宅から災害公営住宅へと引っ越す人も多く、みんながバラバラになってきています。誰もが集まり楽しい時間を共に過ごした癒しの場所、和野っこサポートセンターも来春には取り壊されることが決まっています。
みんなで楽しくワイワイと踊ったりしゃべったり練習に励んでいた場所がどんどん減って行き、せっかくできた居場所がこのまま消滅してしまうのでは…と後ろ向きに考え、落ち込むメンバーもいるほどです。
そんな中、幸運なことに私たちの活動を応援してくださっている方が中古のプレハブを寄付してくださいました。しかし、当然のことながらプレハブの運搬費用や設置工事にかかる費用はこちらで用意しなければなりません。それらは私たちだけでは準備できないほど莫大な費用がかかります。また、電気や水道など環境を整えるための費用を含めると町の補助金を使っても足らないという状況です。(補助金は現在申請中)
皆さまのお力をお貸しいただけないでしょうか?
私たちの練習場はただフラダンスの練習をするだけの場所ではありません!
今回寄付していただいたプレハブは、私たちメンバーがフラを踊るためだけに設置するわけではありません。徐々に増えて来たメンバーがひとつになり、フラを通してみんなの元気な姿を確認する場であり、お互いの近況を話し合ったり、大声を出して笑ったり・・・。時には一緒にイベント出演する子どもたちと踊れることも楽しみの一つになっています。
今もまだ不安定な生活を強いられている私たちの心のオアシスなのです。
練習場の取り壊し期日が迫っています
今までフラの練習をするために使わせてもらっていた仮設の集会所等は、年月が経って老朽化したため取り壊されることになりました。取り壊しの期日が迫っているので早急に練習場を確保しなければなりません。
震災後、みんなが集まるきっかけとなったフラは、希望を見失っていた私たちの心の拠り所であり、練習場はただ踊るだけの場所ではなく、色々な方々と交流したりメンバー同士が近況を話し合える大切な場所なのです。
また、町から離れて生活せざるを得なくなってしまった町外避難者の方々や今までご支援いただいた方々へ、大槌町は心の復興に向けて前向きにがんばっているよ!と発信して行けるよう、これからも笑顔と元気を届けて行きます!
プレハブの設置場所は町の中心部に位置し、今後再建された家が増えていく場所となるため、練習場から聞こえるハワイアンの音楽とみんなの笑い声で町のにぎわいを取り戻していきたいと考えています。近所のおじいちゃん、おばあちゃんが見学に来たり、お茶っこを飲みに来たりできるコミュニティの拠点としての役割を担う場所にして行くことを目指しています。
将来的にはフラのメンバーと町内で活動する他の団体の方々が交流を深めるためのコミュニティの場として活用していくことも視野に入れています。
このプロジェクトで皆さまからご協力いただいた資金は、フラダンスの練習場・交流の場として、中古プレハブを設置するためにかかる運搬費用ならびに工事費用に使わせていただきます。
皆様のご支援ご協力、どうぞよろしくお願いいたします!
◆銀行口座振り込みによる受付◆
本プロジェクトでは、クレジットカードによるご入金のほか、口座へのお振込みでもご協力をお受けしております。
<<<お振込みによる手順>>>
①メールタイトルを「協力申込」としていただいた上で、本文に以下の情報をご明記ください。
・お名前
・ご住所
・電話番号
・支援金額(いしわりのページより支援金額をお選びください)
・払い戻し用の口座情報(不成立の場合に返金させていただく必要があるため)
・応援コメント「応援しています!by〇〇〇」のようにいしわりに表示されます。
★メールの送信先:otsuchi.makanaaloha@gmail.com
②振込先の口座を返信しますので、お振込みをお願いいたします。
③目標金額を達成した場合、リターンが送られます。
(送付時期については、いしわりのプロジェクトページをご覧ください)
※万が一、プロジェクトが成立しなかった場合は返金いたします。
心ばかりではありますが、ご支援ご協力をいただいた方々には以下のようなお礼(リターン)をご用意させていただきます。
・大槌町出身阿部恵子さんデザインのポストカード2枚セット
・郷土芸能 大槌虎舞柄の手ぬぐい
・南部鼻曲り鮭手ぬぐい & ひょうたん島クッキー(8枚入り・わかめ味/サフラン味)セット
・新巻鮭、いくら等の海産物セット
大槌で獲れた旬の海産物をお届けします!※写真は内容の一部です
・新巻鮭、いくら、塩わかめ等の海産物セット
大槌で獲れた旬の海産物をお届けします!※写真は内容の一部です
・2018年2月25日(日)の「おおつちバラエティーショー」と、三陸花ホテルはまぎくで開催する「生バンドとフラの夕べ」にご招待
更に、三陸花ホテルはまぎくの宿泊券(御一人様一泊)プレゼント
※写真はイメージです
◎2017年 今後のイベント出演予定◎
11月 3日(金) 大槌町町民文化祭(大槌町)
11月10日(金) アルグール主催冬の大ハフラ2017~マカナアロハ 東京公演~
11月11日(土) ふるさとおおつち会(東京)
12月 2日(土) 岩手大学 クリスマス交流会(大槌町)
プロジェクトが成立しました