『岩手わかすフェスin東京』が目指すコト
2015.11.28
『岩手わかすフェスin東京』実行委員長の佐藤柊平です。あっという間に冬が近づいてきましたね!
私たちがクラウドファンディングもスタートから早半月が経ちました。このプロジェクトを初めてから、たくさんの方から共感の声やご支援をいただきました。本当にうれしく思いますし、同時に、たくさんの方にお越しいただける企画にしたいと気を引き締める今日この頃です。
『岩手わかすフェスin東京』が一体何を目指して活動を始めているのか。改めて皆さんに私たちの「想い」や「考え方」をご紹介したいと思います。
『岩手わかすフェスin東京は単なるイベントに非ず
2月20日(土)の開催に向けて準備を進める『岩手わかすフェスin東京』は、1日のみのイベントになります。ただ、私たちは単発イベントという認識で実施しようとはしていません。
この『岩手わかすフェスin東京』は、「プロジェクト」としての性格を強く持っています。
具体的には、『岩手わかすフェスin東京』をきっかけに、
・東京から岩手の地域づくりや復興活動に関わる人が増える
・東京で「岩手」との関わり方を模索していた人が自分の活動を見つける
・岩手にUIターンや地元就職を考える/検討をする人が増える
・岩手県内の自治体や企業が、首都圏での連携可能な団体や人と繋がる
といったような、色んな展開が生まれることが、『岩手わかすフェスin東京』で実現したいことです。
2月20日(土)の『岩手わかすフェスin東京』は、単なるキッカケや起点に過ぎません。このイベントを機に、如何に東京と岩手のつながりを深められるか。このイベントを介して生まれるアウトプットを常に意識しています。
そして、2月20日(土)のイベント後も、様々な仕掛けを敷いていきたいと考えています。
私たちは結局何をしたいのか?
「つまり、何をしたいの?」と感じられる方も多いかもしれません。
私たちがしたいことをシンプルに表現すると、
“岩手と東京の多様な「回路」をつくること”
という一言になるかと思います。
「岩手にUIターンしたい人」⇔「岩手のUIターン支援をする人・団体」
「岩手の地域に携わりたい人」⇔「外部と連携して地域振興をしたい人・団体」
「岩手の企業への就職を考えている人」⇔「新しい人材を獲得したい県内企業」
「東京から岩手の活動に参加したい人」⇔「東京で岩手の活動をする人・団体」
などなど、東京側の「岩手へのニーズ」と岩手側の「東京の出身者・ファンへのニーズ」を結びつける「多様な回路」をつくること。
これが私たちがやりたいことです。
『岩手わかすフェスin東京』が提供できる価値
『岩手わかすフェスin東京』を通じて、岩手にUIターンする人や、地域の活動やプロジェクトを協力にサポートする人がどんどん生まれてくるかもしれません。
これは、様々な地域課題や企業課題を抱える「岩手」という地域にとってすごく価値のあることではないでしょうか。
岩手県内の地域・企業・自治体は、いま深刻な地域課題の改善や、新しい事業の展開づくりのために、「連携」「協力」「参加」してもらう人を猛烈に求めています。
一方、東京には、「岩手に帰りたい」「岩手で働きたい」「東京から岩手に関わる活動をしてみたい」という猛烈な“岩手ニーズ”があります。
まだ、それぞれの「ニーズ」や「存在」を、岩手側の人も東京側の人もつかめていませんし、全容を全く把握できていないと思います。
「岩手を欲する人」を岩手の地域・人・組織つなげる。そんな「回路」を一緒につくりませんか?