新町七夕まつりの思い出~忘れなれない会話~
2017.05.13
七夕まつりの思い出 その2
昨日、昔の新町七夕まつりの写真を発見いたしました。平成元年8月8日に撮影されたものです。私の父が写した写真です。今から28年前ですね。おそらく「うなぎのつかみ取り」終了後の様子かと思われます。父曰く、探せばもっと古い写真もあるそうです。見つけたらまた公開しますね。
忘れられない会話
私が十段通りに店を構え、七夕まつりに運営側として参加した最初の年。8月8日のすべてのイベントが終了した後、片付けが終わったのが23:00頃だったと思います。七夕まつりの事務所に借りていた店舗の一角で、軽く反省会をしていた時の事、今は故人となれられ、お店も惜しまれつつ閉店してしまった老舗のパン屋「松屋ベーカリー」の小笠原社長との会話が忘れられません。
小笠原社長(以下{松})「紀章、疲れたか?」
私「はい、かなり疲れました」
松「おまえ、七夕まつり、何のためにやってるか、知ってるか?」
私「売上を上げるためですかね?」
松「間違えじゃない。でももっと大事な目的がある」
私「んー地域活性化とかですか?」
松「それも大事、でも違う。七夕まつりはな、俺たちがもっと若かった頃、子供たちのために始めたんだ」
私「なんで子供たちのためだったんですか?」
松「夏休みになると遠くに遊びにいったりするだろ。でも、地元でも楽しい思い出を作ってもらいたかった。うちの店も夏休みの時期は忙しくてな、子供を遊びにつれて行く事もなかなか出来なかった。商店街にもそんな連中は多くてな、じゃ遠くに遊びに行かなくても、地元で楽しい場所を自分たちで作ろう。と思い立って始めたのが『新町七夕まつり』なんだ」
私「なるほど・・・」
私はこの「子ども達のため」という思いに共感し、絶対に新町七夕まつりを途絶えさせくないという思いで、現在クラウドファンディングに挑戦しています。なんとしても目標金額達成して、例年通りの七夕まつりが開催できるよう頑張っております。
期日までのこり9日となりました。正直厳しい状況ですが、商店街一同最後まで諦めずに頑張って行きますので、益々のご支援を宜しくお願い申し上げます。