このプロジェクトへの思い〜繋ぐ〜
2018.09.11
こんばんは!佐々木勇士です。
今日は僕の出身地宮古の紹介と、このプロジェクトへの思いを少し書きます!
岩手県宮古市ってどんなところ?
僕の出身地岩手県宮古市は本州最東端の地があります。
東京からは新幹線とバスを使って、最速でも約5時間かかります。
それだけ遠いとどうしても関東や他県の方がわざわざ来るということはほとんどないです。
しかし震災を機に多くの方に来てもらう機会が増え、最近では少しずつ宮古を知る人が増えて来ている実感があります。
その中でせっかく色々な人が宮古に来ても取り込むことができていないのも事実であると思います。
プロジェクトへの思い
僕は震災当時は中学2年生で学校の裏にある神社に全校生徒で避難しました。
屋根もない砂利の上でサイレンが鳴り響く中、先生や友達と早く帰りたいと話をしながら時間を過ごしました。
3月はまだ雪が降る季節で待っている時間も雪が降りました。
ブルーシートにみんなで包まり寒さ、雪を凌ぐ。
そんな時間を過ごしたら、集団下校をするという指示が出ました。
でも、被害があった地域には近づかないように…
家に帰り、母親や祖母とご飯を食べ夜が明けた頃震災の現実が耳に入ってきました。
それは想像をはるかに超えるもので、身近な話なのに自分ごとには思えないレベルでした。
時は過ぎ高校の時、TOMODACHIというプロジェクトでアメリカに短期留学をする機会を得ました。
そこでは、リーダーシップについて学ぶことをしたいと思い僕は参加しました。
アメリカはその頃の僕からしたら"異世界"。
そんな異世界で僕はたくさんの刺激を受け、
「地元でなんかしたい。」
と思うようになりました。
でも、自分1人では何もできなかった。
誰か一緒にいたらできたって今も言い訳のように思ってます。
それは、もしかして何もできなかった自分の言い訳なのかもしれませんが、
でも、僕のような思いを持った人は他にもいてその人と繋がれていたらと思うと"もったいない。"と思うようになりました。
この思いは今もこれからも変わらないと思います。
そして、最近友達経由で新しく繋がったのがこのプロジェクトを進めてくれている照井絢子。
僕の思っていたことに共感してくれて岩手のコミュニティを作るためにプロジェクトを作ることになりました。
僕がまだ繋がれていない人たち。沢山いると思います。
また、他の人たちにおいてもその状況は同じだと思います。
今よりも多くの人がつながれば岩手を盛り上げるアイディアは無限大。
そして生まれたアイディアは東北へ、日本へ、世界へと大きな変化を生むムーブメントになっていくと思います。
そのためのツールの1つとしてTシャツで人をつなげる。
毎日着たいと思えるTシャツを作るために、どんどん動いて行きたいと思います。
また、Tシャツが完成することはスタートラインに立つことだと思います。
どんどん岩手、東北を盛り上げられるように人の繋がりを作って行きます。
このプロジェクトに興味を持っていただいた方、はきっと同じ思いを持っていると思います。
一緒に盛り上げてください!よろしくお願いします!
佐々木勇士