観光・交流の拠点となるゲストハウスを作り、宮古・三陸を元気にしたい！

イカ王子 鈴木です。
宮古市で水産加工会社を経営しております。
三陸王国イカ王子プロジェクトではリーダーを務めております。
最近ではもっぱらタラフライの方が有名なイカ王子です。（イカではない）

宮古の基幹産業でもある「水産業」。
世界三大漁場の一つ「三陸」に位置し資源豊かな宮古市。

ここ数年で魚の水揚げ量が減少し、価格が高騰。
秋鮭、秋刀魚、するめいかなど宮古を代表する魚が軒並み不漁。
水揚げ不漁とはいえ、水産業でももっとやれる道がないのか？
だって俺たちにはこの「三陸」と言う素晴らしい漁場があるじゃないか。

震災後に観光を盛り上げたいと言う同世代の人達に出会った。
彼らは宮古は「水産」が強みだと言ってくれた。

競り体験が面白いと思うのだが出来ないか？と言われた。
宮古港には底曳き網船（トロール船）が集まり、午後も競りがあるのが特徴だった。
私達水産業にとっては当たり前なことに彼らは驚いていた。
それは魚市場が拡張したのだが魚の漁獲が減少している背景もわかった上での
彼らの言葉だった。まさに活用方法を一緒に見出してくれた。
「やっぱり宮古は海だよ。」そう彼らが言ってくれた。

想いがあるメンバーでチャレンジしたら爆発するくらい面白かった。
何よりも自分たちが楽しいことが観光では一番大事だと思ったからだ。
水産業もしっかりと観光の要素になるんだ。
暗く閉ざされた、先の見えない中で光が未来が見えた瞬間だった。

そんな大事な仲間たちがこの地域をもっと輝かせて未来に繋げるために
ゲストハウスで起業をしようとしている。
まさに大きな海へ船出を決意した。
もちろんその船に一緒に乗るつもりだ。

大時化でも楽しいと思えるメンバーをやれている幸せ。
大好きな宮古で動いていると感じられる幸せ。
そんな場所にもっと様々な人を呼びたい。

この海を。この宮古をみんなで魅せるぞ。
強い産地を作るんだ。