野田村大学設立! 願書受付、開始します
by のんのりのだ物語
人間が成長する要素を持っている ここ野田村で、
バーチャルでリアルな「野田村大学」を設立します!
★背景★
野田村は、のだ塩を始め、ホタテ、鮭等の水産物で最近は知名度も上がってきました。しかし、野田村の魅力はそういった「食」だけではなく、「人とのつながり」が濃いことではないかと考えます。つながりが生まれることによって、勇気を与え合ったり、モチベーションが上がったり。そういうことを求めて、皆さん来てくれるのではないかなと思います。
また、せっかく震災後、たくさんの大学とのつながりも増えているのだから、野田村という場所を「人が成長する」フィールドとして確立させるのであれば、「野田村大学設立」。これしかないな、と考えました。
★内容★
野田村大学は、単純に野田村について学ぶだけではなく、一人の人間として成長できる、素敵な人になれる、そんな大学です。もちろん、野田村大学入学に年齢制限はありません。
大学というからには、願書提出後、入試や入学式があります。学生証も発行されます。野田村に来ても来なくても受講できる仕組みとなっていて(オンライン受講有り)、ポイント(単位)がたまるとどんどん進級していきます。
入学後の流れ
例えば、ある授業では、おばあちゃんが喋る、「のだ村コトバ」のスピードラーニングも?! 授業で野田村について学んだら、村のこどもたちに村のことを教える「教育実習」も?!
その他、野田村大学では、こんな授業を予定しています
■漁師コース■
地元漁師に学ぶ、漢(オトコ)学。
海から教わる、野田村の奥深さ。
■グルメコース■
村のおかーさんたちに、昔から伝わる食を学び、食い倒す!!
おいしいものを、上手にPRする方法も習得します。
■農家コース■
野田村の農家さんのところで、旬の野菜について学びます。
実習はもちろん畑で!
■デザインコース■
野田を五感で感じて、表現するコース。
進級課題は、地元産品のパッケージデザインだったりして!
等々。
皆さんは野田村で学ぶ、そして野田村は皆さんから様々なことを学ぶ。
教え、教えられることによって、コミュニティや後継者問題などが震災後顕著化しているこの村の未来に一筋の光が差し始める、そんなプロジェクトです。
★達成後の岩手はどう変わる?★
岩手といえば、わんこそば、冷麺と言われますが、それだけで終わる岩手ではありません。この岩手県には、特にも震災後様々なことにチャレンジする若者が増えています。県内の若者が岩手をよくするだけではなく、今後社会にはばたく大学生を中心としたこのプロジェクトを実行・継続してゆくことで、「何か、岩手に行ったやつ、格好よくなって帰ってくる。そうだ。俺も岩手に行ってみよう。」と、食べ物や景観だけではない魅力を、微力ながらPRできるのではないかと考えました。そして、野田村が、社会(ここで言う社会は、地域社会だけではない)のローカルモデルになることで、「岩手の、野田村」「野田村がある、岩手」とみてくれるのではないかと考えます。
★実施スケジュール★
2015.11 野田村大学プレ開校ツアー(仮)実施
※開校をイメージしたツアーを11月下旬に実施します!野田村とつながりの深い関西の学生さんたちにも企画に協力してもらいながら、まずは県内の人たちに岩手県の魅力を再認識してもらうきっかけとなるよう、県内の若手活動家、学生さんたちに募集をかけます。実際に気に入ってもらえたら、願書を提出していただきます!
2016.4 野田村大学本格始動(ここまでに、キャンパスとする日形井(ひかたい)の空家を改修)
★ご協力いただいた資金の使い道★
・協力いただく学生の旅費一部(関西、東京から)…30,000円×5人分
・空家(拠点)の改修費用…500,000円
・リーフレット製作費…100,000円
・その他(いしわり手数料、リターン郵送料等)…250,000円
計 1,000,000円
★ご協力いただいた方へのお返し★
ご協力いただいた皆様への、お返しの一部をご紹介します。
サンクスレター
特製のメッセージカードを送らせていただきます。
野田村大学特製文房具セット
野田村大学の校章をあしらった、野田村大学特製文房具セット(ノート・ボールペン)です。
(デザインは変更になる場合がございます。)
さをり織り(ティッシュボックスケース・ブローチ・りんごコースター)
村内の美人かーさんが心を込めて作る、手織りの「さをり織り」。
さをり織りは、織り手の感性によって、一枚一枚違う柄ができあがります。
世界に一つしかない、あなただけの織りものをお届けします。
受講料チケット
金額に応じて3,000円分、5,000円分、10,000円分の受講料チケットがございます。
通常の受講料の目安は、授業1コマで1,000円(予定)です。
(※金額設定については検討中ですので、変更になる場合がございます。ご了承くださいませ。)
★また、協力者全員に願書配布を行います!★
願書は、リターンとともに協力者の皆様、全員に配布いたします。
願書の提出をするかしないかは、もちろん自由です。
今回ご協力いただきました皆様は、入学が決まった場合、野田村大学の第一期生となります(願書の受付は今後随時行う予定ですが、「第一期生」としての受付は今回のご協力者様に限ります。)。
記念すべき第一期生ですので、お誘いあわせの上、野田村大学の同級生になっていただくことも大歓迎です!
銀行口座振込による受け付け
本プロジェクトでは、クレジットカードによるご入金のほか、銀行からのお振込みでもご協力をお受けしています。
振込み確認後、「野田村大学協力者代理アカウント」より入金させて頂きます。
お振込みによる手順
【1】以下のアドレスに、件名を「野田村大学 代理協力希望」として、メールを送信ください。
rina-s@nonnori.org
【2】振込先の口座などを返信しますので、お振り込み下さい。
【3】目標金額を達成した場合、リターンが送られます。
※ 万が一、プロジェクトが成立しなかった場合は、返金いたします
どうぞよろしくお願いいたします!
★実行者の想い★
NPO法人のんのりのだ物語 代表理事 下向理奈(しもむかい りな)
震災後、野田村に帰って来ましたが、正直、やむを得ない状況で帰ってきました。仮設住宅に入り、役場で交流事業の担当になり…気が付いたら、昔はあまり好きじゃなかった地域コミュニティというものが自然と好きになりました。そして、それがわたし自身を成長させてくれました。村の人と密につながることで、人との付き合い方、お金の使い方など、都心部では学べないようなことも、ここでは学ぶことができます。わたしが、この土地を好きなのは、食べ物がおいしいとか景色が好きなだけではありません。良いことも嫌なことも経験しながら、自身が成長していることを、実感することができるからです。自身が成長することにより、喜んでくれる人が増える。気が付いたら、自分の好きなことを一生懸命やることで「誰かのために」なっていることに気づきました。これまでも野田村に来ていた人、そしてまだ野田村に来たことがない人、どちらにとっても、「自身が成長する」フィールドと、思ってほしい。そうしたら、野田村という場所が、とても愛おしい存在になるんじゃないかと、考えています。
プロジェクトが成立しました