昭和な久慈市を取り戻す〜古いものに利用価値を見出す、私たちの拠点作り〜
by OLD NEW
初めまして、OLD NEW代表の馬内 広斗と申します。
この度は私たちのプロジェクトに目通していただきありがとうございます。
これから私たちが進めようとしていることをお伝えしていきますのでどうか最後までご覧ください。
2022年、1月に「OLD NEW」という任意団体を設立しました。久慈市でカフェのオーナーをしている嵯峨さんと将来久慈市で起業を考えている方、3名と設立しました。
今回久慈市の空き家をリノベーションして新たな利用価値を見出し、将来何かに挑戦したい人が様々な人とつながる場所として、背中を押してあげられるような拠点作りをしたいです。
そこで、改装に掛かる費用を一部ご支援していただきたくクラウドファンディングに挑戦します。
まずは、私の久慈市への想いと私がこのような拠点を作りたいと考えた経緯についてお話しさせていただきます。
久慈市への思いの変化
〜久慈市に対する元々の思い〜
私は久慈市に生まれ高校卒業までは久慈市に住んでいました。当時はカフェやアミューズメント施設などの遊ぶ場所も少なく、つまらない町だなと思っていました。
高校卒業後は上京し、東京で飲食店で働いていました。東京にはたくさんの魅力的なお店や場所が多くワクワクする場所で溢れていました。そういった場所が久慈市には少なく、私は「何もないつまらないと思っていた久慈市をワクワクするような楽しい街作りに貢献したい!」と思うようになり、Uターンをしました。
Uターン後、スーパーの品出しやジムトレーナーなどの様々な仕事をしていたのですが、このまま働いていても『久慈市にワクワクする場所を作りたい』という目標に近づくことは出来ない。そして U ターンしてきた意味がない。と思いはじめました。
そして先輩のアドバイスや自分自身の視野を広げたいという気持ちもあり、語学留学をして違う世界に触れたいと思いました。触れた上で改めて感じる日本の事、そして久慈市の事を考え直すきっかけになればと留学を決意しました。
〜フィリピンへ語学留学〜
そして語学留学の為、フィリピンに2ヶ月滞在させていただきました。滞在中は地域住民の方々や先生、留学生たちと仲良くなり、観光やパーティー、そしてイベントなどにも参加し様々な事を体験する事ができました。
その中でも一番印象的だったのは『笑顔』でした。元気に留学生を迎えてくれる現地の方々の暖かい『笑顔』や困っている人を助ける『笑顔』など滞在中にたくさんの『笑顔』に出会う事ができました。
留学したからこそ、視野を広げたからこそ気付けた『笑顔』の大切さと重要さを久慈市にも伝えたい。そう心から思いました。そしてもっと『久慈市にもワクワクする様な場所を作りたい』と思う様になりました。
↑留学中のハロウィンパーティーの時の写真
〜「KUJI COFFEE FESTIVAL 」の開催〜
帰国後は久慈市の NANAMARUNI COFFEE や StAND HIBIKI などの飲食店で働かせていただきました。日々の営業やイベントでたくさんの経験ができました。
その中でも一番自分の中で現在の考えに至った、大事なイベントがありました。それは『KUJI COFFEE FESTIVAL』でした。
『KUJI COFFEE FESTIVAL』には「まだ起業していない若者に運営や出店を任せ、自分の将来のきっかけになってほしい」というコンセプトがありました。そこで私は運営を任せていただきました。
運営をする中で、地域の方々や事業者様との『つながり』の大切さに気づきました。『つながり』があるからこそ、1店舗ではできない大きな事が出来、その『つながり』が重なり、来場者1,000人を越すイベントとなりました。
そして来場されるお客様、出店者様が皆『笑顔』でした。それを見て留学先で感じたものと似た様な感覚を覚えたのを今でもはっきり覚えています。
↑「KUJI COFFEE FESTIVAL」の時の集合写真
〜紫波町「YOKOSAWA CAMPUS」さんとの出会い〜
私は、久慈市を変える為に、他地域の地域おこし協力隊の方々と積極的に交流を行ってきました。
その中で、最も活力を与えてくれた出会いが岩手県紫波町で「YOKOSAWA CAMPUS」という拠点を作り、紫波町を盛り上げている南條 亜依さんという方です。
岩手県紫波町の日詰商店街で空き家をリノベーションし、若者の学びや挑戦を地域でサポートする拠点づくりをしている「YOKOSAWA CAMPUS」に行き、お話をしてきました。
私と年齢が変わらない方が様々な「つながり」や「アイディア」をもとに、地域を盛り上げていることに対してとても感銘を受けました。
紫波町へ熱い思いや実際に行っている若者の挑戦や学びをサポートしている活動に対し、「私も久慈市の南條さんのような存在になりたい」と思いました。また、リノベーションする事で空き家も活用することができるのだと学ばせていただきました。
久慈市の商店街は昔多くの人で溢れていました。それが今ではシャッター通りになっています。「歴史ある空き家をこのままにしておくのは勿体無い」と思い、空き家を活用して何かをやってみたいと思うようになりました。
その『つながり』や『笑顔』を感じた事で私は久慈市に、
何かに挑戦したい方々を『笑顔』で迎え、今までの『つながり』を活かし提案や協力をして、さらに大きな『つながり』を作りたいと考えております。その方々の背中を押して『笑顔』を創れる様な拠点を久慈市の空き家を活用して作りたいと考え、2022年1月に『OLD NEW』を設立しました。
拠点を作る舞台「久慈市」とは
岩手県久慈市は、岩手県北東部に位置し、人口約3万4000人です。2013年はNHK朝の連続ドラマ小説「あまちゃん」で全国から注目を浴び、山と海に囲まれた自然豊かな街です。
また、久慈市は琥珀の産地として世界的にも有名で約9000万年前もの最古の琥珀が出土しています。最近ではティラノサウルスの化石も発見され全国ニュースにもなりました。
今後の「久慈市」に必要なことは
現在久慈市の若者は、高校卒業後は市外へ行ってしまう方がほとんどです。
専門学校がない、大学がない、やってみたい仕事がない。。など、様々な要因があります。
しかし、「KUJI COFFEE FESTIVAL」などのイベント企画を通し、久慈市について考えることが多くなりました。久慈市にはまだまだ魅力的なお店や場所が数多く存在しており、その「魅力」や「楽しいこと」に気づける機会が少ないです。また、何か挑戦したい人が相談し、実際に挑戦できる場所がないことにも気づきました。
「魅力」や「楽しいこと」があるのにそこに気づかず人が出ていってしまう。
「夢」や「挑戦」したい気持ちはあるのに仲間がいなかったり、サポートがなく行動できない。
それにあたり、自分達が「魅力」や「楽しいこと」をPRしていき、「夢」や「挑戦」したいことの実現をサポートすることで、久慈市にもっと「ワクワク」してくれる人を増やす場所が必要です。
そうすることで、久慈市にもっと人が溢れ、昔賑わっていた商店街のような活気ある街に取り戻すことができると思います。
↑昔賑わっていた商店街の様子
「ワクワク」を増やす為の「拠点」を作る「OLD NEW」とは
「OLD NEW」とは、
OLD(歴史のある久慈市の文化)、NEW(今後久慈市で生まれる新たな発想)
を大切にしていこうと名前を付けました。
『古い』建物に『新しい』利用価値を、そしてその場所で『やってみたかった』事を『実現』する。
そんなワクワクする様な拠点を作っていきたいです。
「久慈市をもっと楽しく人が溢れる街にしたいよね」とよく夢を語り合っていたOLD NEWメンバーの思いが詰まった『つながる拠点』を作りたいです。
ユベントスプロジェクト
今回のリノベーションをする店舗は、久慈市で15年以上前に喫茶店として地域の方の憩いの場として利用されていた「ユベントス」です。
1Fは喫茶店として、2Fは喫茶店を営んでいた方が住居として利用されていました。
店舗の名前は昔と同じ「ユベントス」にしました。昔の想いも引き継ぎつつ私たちの新たな発想も取り入れ、また新たな「ユベントス」として私たちの手で生まれ変わらせていきたいです。
また、この『ユベントス』という名前はラテン語で「若者」「青春」という意味があったのです。これから私たちがやっていきたい事に対してピッタリだと感じ、この名前のままでいこうと決心しました。
この場所で、誰もが「若者」のように、そして「青春」を楽しむように、何かに挑戦できる場にしていきます。
↑実際の店舗
実際にどんな「拠点」になるのか
↑店舗予想図
1Fは、カフェスペースとイベントスペース、レンタルスペースとして活用していきます。
カフェスペースでは、ドリンクや軽食を楽しみながら友人や私たちと会話を楽しめる空間を作ります。また、将来の夢や久慈市の未来について語り合う場所でもあります。
レンタルスペースとして例えば「将来カフェを開きたい!」という方には、キッチンスペースもお貸しし、その日の店長として営業していただくなど、やってみたいことに挑戦してもらう場として活用していきます。
イベントスペースでは、久慈地域以外の事業者様をお呼びし、POP UP ストアーとしてイベントを定期的に開催します。地域の方に喜んでいただけるようなイベントにしていきたいです。また、将来何かやりたいけど具体的に決まってない方には、様々な事業者をお呼びし、イベントを開催することで将来のヒントにもなっていただけるのと事業者様との新たなつながりもできると思います。
他にも市役所と連携し、地域おこし協力隊の募集を全国に呼びかけ、久慈市と地域おこし協力隊をつなぐ窓口として活用。さらにユベントスにて情報・意見交換のできる場所にします。久慈市の現状を伝え、久慈市にとって今必要なことや地域おこし協力隊の志願者の方のやりたいことや夢を共有し、市役所へと繋ぎます。地域おこし協力隊の方が、久慈市を盛り上げる目的を強く持って、活動できるよう支援していきます。
2Fは、1Fが完成後リノベーションして、大部屋のイベントスペースとして活用していきます。
1Fでは出来ないような例えば、「2週間ほど個展をやってみたい!」など長い期間やスペースが1Fでは間に合わない方々にお貸しします。
将来的にはゲストハウスにして、久慈市に遊びに来てくださった方や、地域交流で来てくださった大学生の方が宿泊できるようにします。そこでは、久慈市の魅力についてPRしたり、久慈市の未来や将来の夢について語り合える場所にします。
別の空間では、音楽教室や英会話教室、ワークショップの開催などに利用します。子供を持ったお客様が安心してカフェを利用できるようにキッズスペースを設け、そのスペースに子供達が音楽や英会話を楽しめるような空間を作ります。
また、1Fとは内装の雰囲気なども変える予定なので挑戦したい方のイメージで1Fと2Fを使い分けていただけるようにしていきます。
その後の久慈市は
私たちが拠点を作り、様々な事業をしていくことで久慈市を盛り上げることの楽しさを伝えていきます。「将来何か久慈市で事業をしたい」や「久慈市をもっと盛り上げたい」と思う方が増えていけば良いと思います。
そうすることで、久慈市にもっと人が溢れ、久慈の将来を自然と考える方々が増えることで、市内外関係なく久慈市に人が集まり新たな文化を作り出せる、もっと「ワクワクするような新たな発想を作り出せる街」になっていくと考えております。
そうなってくれると信じ、本プロジェクトを成功させ、『活動していく中で久慈市に「笑顔」が生まれることのきっかけを作り、挑戦したい人を「つながり」を通してサポートできる拠点』を作っていきたいです。
今後のスケジュール
リノベーション作業は既に開始しており、水道、電気工事は7月からを予定しております。オープンは、2023年1月になります。
今回の資金について
今回のクラウドファンディングでは150万円をご支援していただきたいと考えています。150万円の内訳は主に水道と電気工事費、リターン費用と手数料に充てさせていただきます。
(150万円の利用内訳)
電気工事費 30万円
水道工事費 70万円
リターン、手数料 50万円
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合計 150万円
リターン紹介
¥1,000 コース ドリンクチケット サンクスレター
感謝のお気持ちを込めて私たちが手書きで書かせていただきます。
久慈市のカフェNANAMARUNI COFFEE とユベントスで使用できるドリンクチケットを付属してきます。
※NANAMARUNI COFFEE ユベントス共に450円までのドリンク一杯と交換できます。
※有効期限は発行日から6ヶ月になります。
※2023年1月頃の配送を予定しております。
※郵便でのお届けになります。
¥3,000 コース ユベントスブレンド+おまかせブレンド ドリップパック
私たちの久慈市への思いを込めて焙煎から作り上げたオリジナルブレンドです。久慈市の誇る琥珀を感じさせる琥珀色の浅いりブレンド。歴史ある商店街が再び賑わって欲しいと願いを込めています。どこか華やかで、昔を知る方はもちろんのこと、若い方でもなぜか懐かしいと感じてしまうような味です。そして、フルーティーでありながら甘さとコクのバランスのとれた飲みやすい一杯となっております。
※ドリップパックはユベントスブレンドとこちらでランダムで決めたNANAMARUNI COFFEEのドリップパック2種類、お1つずつおつけします。
※2022年8月頃の配送を予定しております。
※郵送でのお届けとなります。
40°11’30.5”N 141°46’01.3”E)このデザインはユベントスの座標です。
ここから生まれるという意味を込めてこのデザインにしました。
¥5,000 コース 久慈市のお店で使える共通割引券
久慈市の飲食店や雑貨店、美容院など様々なお店でご利用いただける500円の共通割引券2枚組です。
※私たちが協力をお願いし承諾を得ている店舗に限ります。
・(店舗様)
(飲食店)
・NANAMARUNI COFFEE様 ・HIBIKI SHOKUDO様 ・STAND HIBIKI 様
・cafe soramame様 ・MYY'S Coffee Works様
・Café de la Place“カフェ・ド・ラ・プラス”様 ・cafe&pub BON-BON様
・英ちゃん飯店様 ・津軽煮干中華蕎麦 サムライブギー様 ・麺屋八戒様
・Dining Bar Weeknd様 ・鮨処 きよ田様 ・愛寿し様
・酒・魚・和飲AYA様 ・北三陸食彩レストラン NAO様
・タコス&もちもちドーナツ Red chili様 ・サルーテ様 ・ナルー・カジュアルダイニング様
(小売店様、サービス店様)
・SHASTA.hair work shop.様 ・BARBERYAMADA~理容ヤマダ~様 ・香木理美容室様
・Hair&Beauty KOUNOKI様 ・美容室 かわさき様 ・シューズセンター たかぎ様
・ササキ時計宝飾店様 ・宇部煎餅様 ・Zakka shop マタタビ様
・いせざき化粧品店様 ・てづくり工房mym様
・タムラ酒店様 ・ひまわり生花店様 ・一誠堂様
・みかわや様 ・陶工房 里一様 ・山根屋様
※2022年8月頃の配送を予定しております。
※有効期限は発行日から6ヶ月になります。
※郵送でのお届けとなります。
¥5,000 コース サンクスメール
感謝のお気持ちを込めて私たちがメールさせていただきます。
※2022年8月頃のメールを予定しております。
¥8,000 コース 一緒にユベントスをリノベーションできる券
私たちと一緒にユベントスの店舗を作り上げましょう。
主に壁塗りがメインになります。
支援者の方と一緒に作業をすることができ、久慈市の将来や自分の夢について一緒に考えることができればと思います。
※こちらからご連絡させて戴きご都合を調整し日程は決めさせて戴きます。
※交通費、宿泊費等は別途ご用意お願い致します。
※現地集合、現地解散になります。
※2022年8月頃の配送を予定しております。
※郵送でのお届けとなります。
¥10,000 コース オリジナルマグカップ
久慈市山根町の古民家に店舗と工房を構える陶工房 里一さんが、オーダーメイドで作ってくださったオリジナルのマグカップになります。
《25名様限定》
※180ml入るマグカップ1個になります。
※2022年10月頃の配送を予定しております。
※配送でのお届けになります。
¥10,000 コース サンクスメール
感謝のお気持ちを込めて私たちがメールさせていただきます。
※2022年8月頃のメールを予定しております。
¥30,000 コース 久慈市の特産品詰め合わせBOX
久慈市の魅力溢れる特産品詰め合わせとなります。
・久慈市の特産品『山のきぶどうジュース』(佐幸本店様)(1)
・久慈市の特産品「琥珀の森 石鹸」と「採掘体験缶 琥珀の缶詰」(久慈琥珀様)
・久慈市の有名煎餅『南部煎餅』(宇部煎餅店)
・久慈市の特産品「オリジナル タンブラー」(小久慈焼き様)
※(1)2種類を1個ずつになります。
※各種類1個ずつ計6個入りになります。
※写真はサンプルになりますので、実際は変更がある場合がございます。
※2022年9月頃の配送を予定しております。
※配送でのお届けになります。
¥30,000 コース サンクスメール
感謝のお気持ちを込めて私たちがメールさせていただきます。
※2022年8月頃のメールを予定しております。
¥50,000 コース 繋ぐTUNAGI
OLD NEWのロゴが刺繍されたオリジナルつなぎ服になります。
つなぎで繋がってどんどん和を広げましょう。
※サイズはS、M、L、LLからお選びいただけます。
(Sサイズ 胸囲110cm、股下76cm、総丈153cm)
(Mサイズ 胸囲114cm、胸下78cm、総丈158cm)
(Lサイズ 胸囲118cm、胸下80cm、総丈163cm)
(LLサイズ 胸囲122cm、胸下80cm、総丈166cm)
※色はブラックのみになります。
※2022年11月頃の配送を予定しております。
※郵送でのお届けになります。
(40°11’30.5”N 141°46’01.3”E)このデザインはユベントスの座標です。
ここから生まれるという意味を込めてこのデザインにしました。
¥50,000 コース サンクスレター
感謝のお気持ちを込めて私たちが手書きで書かせていただきます。
※2022年8月頃のメールを予定しております。
¥100,000 コース サンクスレター
感謝のお気持ちを込めて私たちが手書きで書かせていただきます。
※2022年8月頃のメールを予定しております。
最後に
ここまで読み進めていただいた皆様、ありがとうございます。
私は、1人でも「笑顔」になっていただける事業をするのが1つの目標でした。
こうやって私の目標を形にできるチャンスをいただけたことを本当にうれしく思っています。
そして、この拠点を通し「夢」や「挑戦」したいことがある人の背中を押してあげられたり、まだ見つけられていない人の「きっかけ」になれるような場所にしていきたいです。その輪が久慈市に広がっていき、もっと「魅力的」な街になってくれればいいなと思います。
その為に、皆様のご支援が必要です。
私たちの背中を押してください。
どうぞ宜しくお願い致します。
プロジェクトが成立しました