こころのよろずやプロジェクト 〜珍しいものではないが少ないよりはひとつでも多い方がいい〜

by 金野友弘

こころのよろずやプロジェクト 〜珍しいものではないが少ないよりはひとつでも多い方がいい〜

by 金野友弘

協力者の声

素敵な笑顔が溢れますよ~に(^^)

素敵な笑顔が溢れますよ~に(^^)

初めまして。
プロジェクトの実行者、金野友弘と申します。このページをご覧いただき、本当にありがとうございます。

まずは、簡単にご挨拶をさせていただきます。

私はこれまで、高齢者介護と知的障がい者支援に足かけ21年携わってきました。

まずは仙台市で17年働いて来ましたが、日々の生活の中で「故郷に帰ることで、これまで以上に掘り下げた関わりや新しい取り組みができるのではないか」と考えるようになり、一念発起で故郷の大船渡に帰って来ました。

はじめは仮設を訪問し、コミュニティスペースを借りて運動指導などを行って来ましたが、皆さんの生活が充足されるのに反比例して、その機会は徐々に減って行きました。

その後、長く携わって来た介護、福祉の畑から離れ、宮城県気仙沼市にあるコミュニティFM(当時は前身の災害FM)でパーソナリティとして働きました。

介護の仕事をしていた頃、職業を聞かれ答えると、決まって同じ返事が返って来たものでした。

「介護の仕事って大変だよね。自分には絶対にできない仕事」と。

楽な仕事などはないと思いますが、【介護=大変】【介護=人のための仕事】という認識はあっても、それ以上でもそれ以下でもなく、その本質を知り得る人とは、ほとんど出会うことはありませんでした。

そこで、公共の電波を活用することによって、福祉の実情、介護の現状を伝えることで、より多くの方に理解をしていただけるのではないかと考えました。

その最中で、デイサービス経営をすることとなり、振り出しに戻るような形となりましたが、今回、また新たな一歩を踏み出そうと思いました。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題になりますので、もう少しだけお付き合いください。




関心の低さ。しかし、それはきっと私も一緒です

介護の仕事をしていると、いくつかのもどかしさに直面します。

そのひとつに、関わる人たち(家族)の関心の低さです。
私にも当然苦手な分野はあり、専門知識のある方にそのほとんどを依存してしまうことは少なくありません。
「よくわからないのでお任せします」

こと、介護に関してはこのような方が多いように感じます。

それは致しかたないことで、高齢になったり障がいを抱えたりしなければ関わることはないのですから。

問題はここからになります。
「最近、ちょっとボケてきて…」

介護の現場で働く人間であれば些細な変化に気付くことはあっても、家族ではなかなか難しいのではないでしょうか。

それは専門知識が乏しいというのもありますが、それ以上の足かせになっているのが【身内だから】という理由です。

かく言う私も、いざ自分の身内に変化を感じても一言で片づけてしまいそうです。
「ボケないように自分のことは自分でした方がいい」




課題をどうするか。敷居を下げて間口も広げる

足かせを作ってしまう要因に、相談までの敷居と間口の問題が挙げられます。

決して敷居が高いわけでもないのですが「どこに相談したらいいか分からない」

間口が狭いわけでもないのに「心配だけど仕事が忙しくて手が回らない」

仕事に支障をきたさず、【介護】というキーワードを使わずに相談ができたら、もしかしたらこう思うのではないでしょうか。
「それなら1度行ってみようかな」

また、すでに介護サービスを活用していても、その関連機関に折り入って相談するのは、どう言って伝えたらいいか分からない。常日頃お世話になっているから、改めて相談することに躊躇してしまう。そう言う方も中にはいるはずです。
「世間話のように相談できたら話しやすいかも知れない」




解決へ向けて。「相談もできる」そんな軽い気持ちで立ち寄れる場所

気軽に立ち寄れる場所のツールとしてはいろいろな形が考えられますが、私たちは月並みながらカフェという選択肢を選びました。

ただし、カフェを選んだ理由は他にもあり、それは後で説明させていただきます。

「どこに相談したらいいか分からない」
 ↓
デイサービスが併設していることで、ランチ気分で訪れるだけで、デイサービス管理者にすぐに相談ができる

「心配だけど仕事が忙しくて手が回らない」
 ↓
平日は20:00までと、土曜日にも相談ができることで、仕事に支障をきたさない


話を戻し、なぜカフェなのか。



子育て中の母親からよく聞く言葉があります。
「子どもを連れて行けるカフェがあったら、子どもを楽しませながら自分もリラックスできるのに」

体に障がいを抱えている方からよく聞く言葉があります。
「カフェに行きたいが周囲に迷惑を掛けるのでためらってしまう。気兼ねなく行ける場所があったらいいのに」

これらを叶えるために、およそ70㎡のフロアにはテーブルは4台だけにし、どんな方でも不便なく移動できる導線を確保しつつ、子どもたちが遊べるキッズスペースを設ける予定です。遊び道具だけではなく、わたがし機やポップコーンマシンを常設し、ちょっとしたアミューズメントスポットのような気分で楽しむこともできます。
「お母さん、わたあめのところに遊びに行きたい」

最後に。こんな風になったらいいなという私なりに思うこと



子育て親のコミュニティ、障がい者のコミュニティ、高齢者のコミュニティ、それぞれが独立して前に進んで行くのではなく、複雑に絡み合うことで強固なコミュニティが構築されると考えています。

同じ悩みを持った者同士で話し合い、理解することもとても大切なことと思いますが、新しい出会いが新鮮な発見や解決を見出してくれることもきっとあるはずです。

<資金の使い道>
主に自己資金と補助金にて上記を実現させますが、この取り組みを多くの方に知っていただき、それでは賄いきれない設備投資として【多目的トイレの改修費用】にご協力いただきたく、クラウドファンディングに挑戦いたしました。

ご協力いただいた皆様には、陸前高田市にてりんごの加工品を販売している「らら・ぱれっと」さんの商品等をお届けいたします。



米崎りんごジャム


米崎りんごジュース720ml(ふじ、ミックス)

ご支援・ご協力、何卒よろしくお願いいたします。

<あとがき>
文中の写真はデイサービスの夏祭りの風景で、これまでに4回開催しています。
デイサービスを知っていただきたく定休日に開放し、利用者からの利用料はいただかず、地域の方にも無料で楽しんでいただいています。



フードは、焼きそばやおにぎり、焼き鳥や焼きトウモロコシの定番メニューの他に、地元気仙川で釣れた鮎なども提供しています。もちろん、こどもたちにも人気の綿菓子やポップコーン、かき氷などもあります。
金魚すくい、ヨーヨー釣り、射的、輪投げ、ビンゴ大会は、夏祭りの風物詩として喜ばれています。
地域の方の参加も、1年目に1名からスタートし、2年目には20名、3年目には40名と徐々に増え、4回目となった昨年は100名に達するまでとなりました。
この他にも定休日を開放して行う行事があり、春に【りんご祭り】、秋に【芋煮会】などを開催しています。

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銀行口座振込での協力の受付について
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本プロジェクトでは、クレジットカード、後払いによるご入金のほか、口座へのお振込みでもご協力をお受けしております。
銀行振込での受付は【 4月1日まで 】にメールいただいたもの、かつ、【 4月5日まで 】にお振り込みいただいたものに限らせてもらいます。ご了承ください。
各金融機関の営業日と営業時間にご注意ください。

<<<お振込みによる手順>>>
①メールタイトルを「協力申込」としていただいた上で、本文に下記の情報をご明記いただき、ご連絡をお願いいたします。
・お名前
・住所(郵便番号含め)
・電話番号
・支援するプロジェクト名
・お選びいただいたリターンと個数(いしわりのページより、リターンをお選び下さい。)
・払い戻し用の口座情報(銀行名、支店名、預金種目、口座番号、口座名義)
 ※不成立の場合に返金させて頂く際に必要となります。
・Webサイトへ掲載するお名前をご記入ください。Webサイトへの記載を希望しない場合は「記載不要」とご記入下さい。
・応援コメント「応援しています!by 〇〇〇」のようにいしわりに表示されます。

★メールの送信先:いしわり運営事務局
info@ishiwari.iwate.jp

②振込先の口座をご案内しますので、お振り込みをお願いいたします。

③目標金額を達成した場合、リターンが送られます。(送付時期については、いしわりのプロジェクトページをご覧ください。)
※万が一、プロジェクトが成立しなかった場合は、返金いたします。

実行者について

金野友弘

1975年 岩手県大船渡市生まれ
1994年 宮城県仙台市で知的障がい者施設と高齢者施設勤務を経験
2013年 大船渡市帰郷
現在は陸前高田市内でデイサービスを経営

プロジェクトが終了しました

協力金額合計
¥155,000
目標金額
¥200,000
77%
残り時間アイコン 残り
終了
協力者数アイコン 協力者数
18

プロジェクトが終了しました

2019年04月15日(月) 23:59 にプロジェクトが終了しました。

初めまして。
プロジェクトの実行者、金野友弘と申します。このページをご覧いただき、本当にありがとうございます。

まずは、簡単にご挨拶をさせていただきます。

私はこれまで、高齢者介護と知的障がい者支援に足かけ21年携わってきました。

まずは仙台市で17年働いて来ましたが、日々の生活の中で「故郷に帰ることで、これまで以上に掘り下げた関わりや新しい取り組みができるのではないか」と考えるようになり、一念発起で故郷の大船渡に帰って来ました。

はじめは仮設を訪問し、コミュニティスペースを借りて運動指導などを行って来ましたが、皆さんの生活が充足されるのに反比例して、その機会は徐々に減って行きました。

その後、長く携わって来た介護、福祉の畑から離れ、宮城県気仙沼市にあるコミュニティFM(当時は前身の災害FM)でパーソナリティとして働きました。

介護の仕事をしていた頃、職業を聞かれ答えると、決まって同じ返事が返って来たものでした。

「介護の仕事って大変だよね。自分には絶対にできない仕事」と。

楽な仕事などはないと思いますが、【介護=大変】【介護=人のための仕事】という認識はあっても、それ以上でもそれ以下でもなく、その本質を知り得る人とは、ほとんど出会うことはありませんでした。

そこで、公共の電波を活用することによって、福祉の実情、介護の現状を伝えることで、より多くの方に理解をしていただけるのではないかと考えました。

その最中で、デイサービス経営をすることとなり、振り出しに戻るような形となりましたが、今回、また新たな一歩を踏み出そうと思いました。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題になりますので、もう少しだけお付き合いください。




関心の低さ。しかし、それはきっと私も一緒です

介護の仕事をしていると、いくつかのもどかしさに直面します。

そのひとつに、関わる人たち(家族)の関心の低さです。
私にも当然苦手な分野はあり、専門知識のある方にそのほとんどを依存してしまうことは少なくありません。
「よくわからないのでお任せします」

こと、介護に関してはこのような方が多いように感じます。

それは致しかたないことで、高齢になったり障がいを抱えたりしなければ関わることはないのですから。

問題はここからになります。
「最近、ちょっとボケてきて…」

介護の現場で働く人間であれば些細な変化に気付くことはあっても、家族ではなかなか難しいのではないでしょうか。

それは専門知識が乏しいというのもありますが、それ以上の足かせになっているのが【身内だから】という理由です。

かく言う私も、いざ自分の身内に変化を感じても一言で片づけてしまいそうです。
「ボケないように自分のことは自分でした方がいい」




課題をどうするか。敷居を下げて間口も広げる

足かせを作ってしまう要因に、相談までの敷居と間口の問題が挙げられます。

決して敷居が高いわけでもないのですが「どこに相談したらいいか分からない」

間口が狭いわけでもないのに「心配だけど仕事が忙しくて手が回らない」

仕事に支障をきたさず、【介護】というキーワードを使わずに相談ができたら、もしかしたらこう思うのではないでしょうか。
「それなら1度行ってみようかな」

また、すでに介護サービスを活用していても、その関連機関に折り入って相談するのは、どう言って伝えたらいいか分からない。常日頃お世話になっているから、改めて相談することに躊躇してしまう。そう言う方も中にはいるはずです。
「世間話のように相談できたら話しやすいかも知れない」




解決へ向けて。「相談もできる」そんな軽い気持ちで立ち寄れる場所

気軽に立ち寄れる場所のツールとしてはいろいろな形が考えられますが、私たちは月並みながらカフェという選択肢を選びました。

ただし、カフェを選んだ理由は他にもあり、それは後で説明させていただきます。

「どこに相談したらいいか分からない」
 ↓
デイサービスが併設していることで、ランチ気分で訪れるだけで、デイサービス管理者にすぐに相談ができる

「心配だけど仕事が忙しくて手が回らない」
 ↓
平日は20:00までと、土曜日にも相談ができることで、仕事に支障をきたさない


話を戻し、なぜカフェなのか。



子育て中の母親からよく聞く言葉があります。
「子どもを連れて行けるカフェがあったら、子どもを楽しませながら自分もリラックスできるのに」

体に障がいを抱えている方からよく聞く言葉があります。
「カフェに行きたいが周囲に迷惑を掛けるのでためらってしまう。気兼ねなく行ける場所があったらいいのに」

これらを叶えるために、およそ70㎡のフロアにはテーブルは4台だけにし、どんな方でも不便なく移動できる導線を確保しつつ、子どもたちが遊べるキッズスペースを設ける予定です。遊び道具だけではなく、わたがし機やポップコーンマシンを常設し、ちょっとしたアミューズメントスポットのような気分で楽しむこともできます。
「お母さん、わたあめのところに遊びに行きたい」

最後に。こんな風になったらいいなという私なりに思うこと



子育て親のコミュニティ、障がい者のコミュニティ、高齢者のコミュニティ、それぞれが独立して前に進んで行くのではなく、複雑に絡み合うことで強固なコミュニティが構築されると考えています。

同じ悩みを持った者同士で話し合い、理解することもとても大切なことと思いますが、新しい出会いが新鮮な発見や解決を見出してくれることもきっとあるはずです。

<資金の使い道>
主に自己資金と補助金にて上記を実現させますが、この取り組みを多くの方に知っていただき、それでは賄いきれない設備投資として【多目的トイレの改修費用】にご協力いただきたく、クラウドファンディングに挑戦いたしました。

ご協力いただいた皆様には、陸前高田市にてりんごの加工品を販売している「らら・ぱれっと」さんの商品等をお届けいたします。



米崎りんごジャム


米崎りんごジュース720ml(ふじ、ミックス)

ご支援・ご協力、何卒よろしくお願いいたします。

<あとがき>
文中の写真はデイサービスの夏祭りの風景で、これまでに4回開催しています。
デイサービスを知っていただきたく定休日に開放し、利用者からの利用料はいただかず、地域の方にも無料で楽しんでいただいています。



フードは、焼きそばやおにぎり、焼き鳥や焼きトウモロコシの定番メニューの他に、地元気仙川で釣れた鮎なども提供しています。もちろん、こどもたちにも人気の綿菓子やポップコーン、かき氷などもあります。
金魚すくい、ヨーヨー釣り、射的、輪投げ、ビンゴ大会は、夏祭りの風物詩として喜ばれています。
地域の方の参加も、1年目に1名からスタートし、2年目には20名、3年目には40名と徐々に増え、4回目となった昨年は100名に達するまでとなりました。
この他にも定休日を開放して行う行事があり、春に【りんご祭り】、秋に【芋煮会】などを開催しています。

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銀行口座振込での協力の受付について
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本プロジェクトでは、クレジットカード、後払いによるご入金のほか、口座へのお振込みでもご協力をお受けしております。
銀行振込での受付は【 4月1日まで 】にメールいただいたもの、かつ、【 4月5日まで 】にお振り込みいただいたものに限らせてもらいます。ご了承ください。
各金融機関の営業日と営業時間にご注意ください。

<<<お振込みによる手順>>>
①メールタイトルを「協力申込」としていただいた上で、本文に下記の情報をご明記いただき、ご連絡をお願いいたします。
・お名前
・住所(郵便番号含め)
・電話番号
・支援するプロジェクト名
・お選びいただいたリターンと個数(いしわりのページより、リターンをお選び下さい。)
・払い戻し用の口座情報(銀行名、支店名、預金種目、口座番号、口座名義)
 ※不成立の場合に返金させて頂く際に必要となります。
・Webサイトへ掲載するお名前をご記入ください。Webサイトへの記載を希望しない場合は「記載不要」とご記入下さい。
・応援コメント「応援しています!by 〇〇〇」のようにいしわりに表示されます。

★メールの送信先:いしわり運営事務局
info@ishiwari.iwate.jp

②振込先の口座をご案内しますので、お振り込みをお願いいたします。

③目標金額を達成した場合、リターンが送られます。(送付時期については、いしわりのプロジェクトページをご覧ください。)
※万が一、プロジェクトが成立しなかった場合は、返金いたします。

実行者について

金野友弘

1975年 岩手県大船渡市生まれ
1994年 宮城県仙台市で知的障がい者施設と高齢者施設勤務を経験
2013年 大船渡市帰郷
現在は陸前高田市内でデイサービスを経営

リターン一覧

¥3,000
・お礼のお手紙
・米崎りんごジャム1個
(米崎りんごアラカルトのお店「らら・ぱれっと」商品)
5人が支援中
限定数:限定なし
お届け予定日:2019年5月頃
¥5,000
・お礼のお手紙
・米崎りんごジュース720ml(ふじ、ミックス) 2本セット
(米崎りんごアラカルトのお店「らら・ぱれっと」商品)
*グラスは付きません
28人が支援中
限定数:残り2
お届け予定日:2019年5月頃

プロジェクトが終了しました

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