花巻で青春を楽しんだ海上コックが 美味い酒✖️絶品料理を洗練された空間を提供

by 後藤 貴志

花巻で青春を楽しんだ海上コックが 美味い酒✖️絶品料理を洗練された空間を提供

by 後藤 貴志

協力者の声

心より開店を楽しみにしております(^^)応援しています!

心より開店を楽しみにしております(^^)応援しています!

突然ですが、あなたは「先輩と後輩で語り合った思い出の酒場」はありますか?

いつも厳しい仕事の先輩と?やる気が空回りしている後輩と?

仕事の愚痴を聞いてもらったり、甘さが見える態度を正したりなど、シチュエーションは人さまざまですが、きっと皆さんも記憶に残る酒場の夜があったと思います。

しかし、平成の終わり頃から若者の居酒屋離れが進んでいると言われるようになり、さらに新型コロナの影響で更に助長されている状況です。

このままでは、胸襟を開いて語り合い、互いを理解し、人を育てる「酒場のコミュニケーション」が消えてしまいます。

先輩から多くのことを学び、私を成長させてくれた「酒場のコミュニケーション」は今の時代だからこそ必要ですし、絶やしたくない!と思っています。

高校から調理を学び、今では日本各地の食材を仕入れ、絶品に調理する技を磨いた私が岩手県花巻市で「酒場のコミュニケーション」が生まれる質の高い酒場をつくります!


ごっちゃんの自己紹介
完全に申し遅れました。自己紹介をさせていただきます。
はじめまして!「ごっちゃん」こと後藤貴志(28)です。このページご覧いただきありがとうございます!!

このページを開いていただいている方には、はじめましての方も多いと思いますので、簡単に私の人となりを紹介させていただきます。




久慈市で過ごした学生時代
出身は岩手県の北東に位置する久慈市です。NHKドラマ「あまちゃん」でもおなじみですよね。

ウニや魚介類が名産で大きな太平洋をみながら、のびのび育ちました。いや、少し育ち過ぎたかもしれません(笑)

久慈は柔道界では知らない人がいない「三船久蔵十段」の出生地であり、私も6歳から柔道を始めました。小学生の時は全国大会に出場し、中学生では恩師と出会い、高校では個人で東北大会にも出場するなど柔道に打ち込んだ学生時代を過ごしました。






また、高校では卒業と同時に調理師免許を取得できる食物課で学び、料理の基礎を身に着けました。

花巻での修行時代
高校卒業後は、花巻市にある志戸平温泉に料理人として入社しました。そこでは料理の技はもちろんですが、プロとしてお客様に提供する経験をたくさん積ませていただきました。

特に印象的だったのはオープンキッチンにて直接お客様の接客をしながら料理を提供した経験です。私はステーキ係を担当しており、お客様と対面して焼き加減などのお話をするのがとても楽しかったです。私は料理だけでなく接客も好きなんだと気づいたきっかけでした。





海上料理人時代
その後、ご縁があって日本各地にガスなどを運搬する船舶会社に入社し、海上料理人としての道をスタートさせました。一度出港すると数週間は陸に戻れない環境のため、毎回の食事は乗組員の大きな楽しみです。出汁や塩加減など様々なリクエストに応えていくことで乗組員との信頼を得て、料理を通してお客様と向き合う姿勢を学びました。また、寄港地では岩手ではなかなか出会えない食材に出会い、日本各地の美味いものを知ることで料理の幅を広げることができました。






私と酒場のコミュニケーションの出会い
私が酒場のコミュニケーションを自覚し、その素晴らしさに気づくきっかけとなったのは、志戸平温泉に勤務している20代前半でした。

私は仕事終わりや休日に、よく時間を見つけては花巻の双葉町へ食事へ行っていました。料理の勉強もありますが、単純に食べることとお酒を愉しむことが好きなんですよね。




あちこち色んな店で食事をさせていただき、次第に自分にしっくりくるいわゆる馴染みの店が増えてきました。




私が馴染みになった店にはある共通点がありました。それは料理やお酒はもちろんですが、コミュニケーションも楽しい店だったのです。


例えば、スタッフさんがお客さん同士を繋げるようなパスを出してくれたり、お客さんも巻き込んだイベントなんかも企画されました。料理対決に参加させてもらったことは今でも楽しい思い出です。

みなさんも酒場で過ごした楽しい夜の思い出をいくつもお持ちだと思います。
ですが、これは楽しい食事、楽しいお酒であり、酒場にとって大切なことですが、私が作り上げたい酒場のコミュニケーションはもう少し濃密で深いものです。


作り上げたい酒場のコミュニケーション
私は自己紹介でも触れましたが、高校卒業と合わせて調理師免許を取得し、18歳から志戸平温泉で勤務していました。実際の調理の現場は初めてでしたし、もちろんお給料をいただいて仕事をするのも初めてでした。

当然ながら覚えることもたくさんあり、先輩方から様々な指導や注意もいただきながら、少しづつ、でも着実に仕事を身に着けていきました。

そんな職場も1年も過ぎるとある程度の仕事の流れも把握し、指導や注意を受ける回数も減ってきました。しかし、なぜか私にいつも厳しく指導するベテラン先輩がいました。




私はそのベテラン先輩が私に嫌がらせをしているとか、ストレスのはけ口にされているとか、と同期や後輩に愚痴っていました。

私が21歳の秋でした。勤務も3年目も迎え一通りの料理や作業も覚えて、後輩への指導もできるようになっていました。

そんな時に、何も前触れもなく例のベテラン先輩から「飲み行くぞ」と誘われました。正直嫌でした。後輩の前では言えないようなことを個別に呼び出して指導する意味もあるのかと想像しました。しかし、断ることもできず、渋々と飲みに出ました。

到着したお店は、私が入ったことがない落ち着いた雰囲気のお店。小言を覚悟してましたし、慣れない雰囲気で緊張していました。

運ばれてきたのは瓶ビールと旬の舞茸を使ったお通し。すぐさま先輩のグラスにビールを注ぎ、自分のグラスには手酌でビールを注ごうとしたとき、急に先輩が瓶ビールを奪い取り一言。

「グラス持て。」

私の御酌したビールの泡が多かったかも、、、あ、ラベルを相手に向けるの忘れたかも、、などと御酌について指導を受けると身を固めながらグラスを持ちました。

「俺は認めたやつにしかお酌しない。」





えっ?!思ってたのと違う。
混乱のままビールを口に含みましたが、よく味がわかりませんでした。

その後、食材からこだわっていることがよく分かる料理をいただきながら、先輩から様々なお話を伺いました。

先輩が私にいつも厳しく接していたのは、昔の自分と私を重ね、人並みに甘んじないで欲しいという気持ちから出る愛のムチだったと教えていただきました。

初めて聞いた先輩の本音。完全に勘違いして悪口まで言っていたことを反省し、私は先輩に悩みや仕事のことを相談しました。

美味い料理とゆっくりと語り合える雰囲気、そして、瓶ビール。私が酒場のコミュニケーションを経験した日となりました。


コロナが奪ったもの
2019年から船舶会社への就職をきっかけに、花巻を離れて生活をしていました。その間も花巻に帰省し馴染みの店に顔を出したかったのですが、新型コロナに阻止されていました。

新型コロナも一旦の落ち着きをみせた2022年7月。久しぶりに花巻に返ってくるとコロナの影響で青春時代を過ごした私の馴染みの店が相次いで閉店。。。




愕然としました。

私の記憶の中の花巻は今も変わらずそこにあると勝手に思っていました。私が新型コロナの影響の大きさを最も感じた瞬間でした。

新型コロナは、花巻から、私から、そして、今後私のように酒場のコミュケーションを経験し自己成長する機会を若者から奪い去ってしまいました。

私の感情は「悔しさ」から次第に「危機感」へと変化していきました。「このままでは花巻に暮らす若者たちが、酒場からどんどん離れてしまう。」「私が経験した先輩との熱い夜がなくなってしまう。」と感じました。

しかし、ピンチはチャンスというもの。私がいままで培ってきた料理人としての腕と日本中の食材を味わってきた舌があれば、花巻に酒場のコミュニケーションを大事にできる店をつくれるのではないかと考えました。


そして、この気持ちに共感し賛同してくださった、馴染みの店の一つ「LOG」店主の菊池さんと双葉町の賑わいと酒場のコミュニケーションを取り戻すプロジェクトを進める決意をしました。

店名「道」のコンセプト
店名は「道(みち)」としました。名前の由来は、お客様の歩む人生の道の一部でありたいという願いがあるためです。そのため、店内は落ち着いた雰囲気でしっかりと語り合える空間にします。みんなで楽しくワイワイもいいですが、そのような愉しみ方ができるお店は他にもあります。なので、私のお店には普段着でいいですが、大切な時間を過ごしたい時にお越しいただけると嬉しいです。




ただいま、絶賛準備中です!みなさま、ぜひご支援のほどよろしくお願いいたします。一生懸命取り組み、皆様の舌と心を満たせるようなお店を作り上げます!

店舗場所:岩手県花巻市双葉町
アクセス:マルカンビルから南に徒歩1分


資金の使いみち
ご支援いただいた資金については、主に店舗改修工事の費用に充てさせせていただきます。

具体的には
水道関係の工事・・・・60万円
エアコン関係の工事・・30万円
内装関係の工事・・・・80万円
クラファン手数料・・・30万円


「道」が入るテナントビルはこちらです。2階の姉妹店「Log」の隣に開業します。
(花巻市双葉町5-24フジビル2-3)

この他に、ご支援いただいた方へのリターンに必要な費用や調理器具などの購入費用、初期の仕入れ費用、運転資金などとお金が必要ですが、これらの費用は銀行からの借入金で対応する予定です。

リターンについて
本来ならばご支援いただいた皆様に直接お会いして御礼を申し上げたいのですが、なかなか難しいため、岩手の食材やお酒、割引券や感謝のお手紙をお贈りいたします。

3,000円
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード




5,000円
・至高のだし巻き卵無料券(テイクアウト可)
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード




10,000円
・1,000円割引券
・至高のだし巻き卵無料券(テイクアウト可)
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード






30,000円
・日本酒四合瓶1本(わかば酒店のおすすめ)
・阿部どり厳選焼き鳥セット
・1,000円割引券を3枚
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード






50,000円
・日本酒四合瓶2本(わかば酒店のおすすめ)
・阿部どり厳選焼き鳥セット
・1,000円割引券を5枚
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード




100,000円
・季節毎の限定日本酒(年4回)
・阿部どり厳選焼き鳥セット
・1,000円割引券を10枚
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード







【至高のだし巻き卵について】
私のだし巻き卵は玉子本来の美味しさと出汁の香りをひと口で食べた瞬間に感じれる、自慢の一品です。
出汁と卵液の割合にこだわり、箸を入れた瞬間の溢れる出汁、口に含んだ瞬間の香りと玉子の旨味を感じる至高のだし巻き卵です。

【阿部どりについて】
岩手県二戸市で良質な水と爽やかな空気の中、大切に育てられた阿部どりは鶏肉の旨味が際立っています。県内を中心に様々な鶏肉を試食した際に、鶏肉のもつ本来の旨味を感じ、私の作る料理に最も合いそうと感じたため選びました。料理長として素材の旨味を更に引き出しご提供いたします。
※セット内容
肩肉、せせり、ぼんじり、砂肝、もも肉、ハラミ 各2本づつ


【わかば酒店について】
花巻市若葉町にある住民や飲食店さんはもちろん、蔵元さんからの信頼が厚い酒屋さんです。わかば酒店さんが突出しているのは日本酒の知識とその管理の徹底ぶりです。蔵元さんの想いを丁寧に聞いて仕入れた日本酒を最高の状態で管理し、お客様のご要望に合わせて多くの種類から適切に選酒してオススメする酒屋さんです。

【リターンの注意事項】
・1,000円割引券、だし巻き卵券はそれぞれサンクスカードとともに郵送いたします。
・それぞれの券の有効期限は、リターン発送日から6ヶ月とさせていただきます。
・それぞれの券は1会計につき1枚までとさせていただきます。
・日本酒はわかば酒店様から直接発送されます。
・焼き鳥セットは冷凍して郵送いたします。美味しい焼き方説明書を添えますので加熱調理後お召し上がりください。
・だし巻き卵券は店舗でお召し上がりorテイクアウトの際にご利用いただけます。



スケジュール
道の開店までのスケジュールはおおまかに次のように予定しています。

クラファン開始   2023年1月16日
クラファン終了   2023年2月27日21:00
プレオープン予定  2023年2月下旬
リターンの発送   2023年4月



さいごに
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

駄文ではありましたが、ごっちゃんこと私の想いが少しでもみなさんに伝わり共感をしていただければ幸いです。


コロナの影響でさらに活気が失われつつある花巻の飲み屋街に小さいながらも起爆剤となれればと考えています。

そして、若輩者ながら若者の飲み屋離れを食い止め、大事な時に使ってもらえる酒場を作り上げますので、皆様のご支援何卒よろしくお願いいたします。

実行者について

後藤 貴志

後藤 貴志 

岩手県久慈市出身。28歳。1994年4月生まれで三兄弟の長男。両親が共働きだったこともあり小学6年生の頃には料理人を目指す。高校を地元にある久慈東高等学校に入学、食物科に進み卒業とともに調理師免許を取得。2012年花巻の志戸平温泉のホテル調理勤務、2015年遊泉志だて調理部に異動、計4年勤務。この間に、居酒屋でのお酒の席や、人との繋がりに恵まれて、いずれは自分も居酒屋をやりたいと決意。しかし、父の入院を機に盛岡に引っ越し2年ほど型枠大工を経験。この間も盛岡の居酒屋を巡り夢は膨らむばかり。父のやりたい事をやれの一言で夢に向かう事を決意して、2018年に海運会社、正豊開運に入社。船舶調理人として、九州、四国、関東、関西と知らない土地を巡りながら各地の居酒屋を飲み歩き勉強しながら3年4ヶ月勤務。以前感動を覚えた花巻に戻ってきて、自分の大好きだった酒場が花巻から姿を消していて、その喪失感から自分が何かできる事はないかそう考えた時に花巻で居酒屋をやろう、あの時の活気をいや、あの時以上の活気を取り戻すと決心して、オーナーの菊池潤一さんと出会い意気投合、今に至ります。

○後藤貴志
Instagramーk.ejudo
○「道」
Instagramーhanamaki0000michi

プロジェクトが終了しました

協力金額合計
¥370,000
目標金額
¥2,000,000
18%
残り時間アイコン 残り
終了
協力者数アイコン 協力者数
29

プロジェクトが終了しました

2023年02月27日(月) 21:00 にプロジェクトが終了しました。

突然ですが、あなたは「先輩と後輩で語り合った思い出の酒場」はありますか?

いつも厳しい仕事の先輩と?やる気が空回りしている後輩と?

仕事の愚痴を聞いてもらったり、甘さが見える態度を正したりなど、シチュエーションは人さまざまですが、きっと皆さんも記憶に残る酒場の夜があったと思います。

しかし、平成の終わり頃から若者の居酒屋離れが進んでいると言われるようになり、さらに新型コロナの影響で更に助長されている状況です。

このままでは、胸襟を開いて語り合い、互いを理解し、人を育てる「酒場のコミュニケーション」が消えてしまいます。

先輩から多くのことを学び、私を成長させてくれた「酒場のコミュニケーション」は今の時代だからこそ必要ですし、絶やしたくない!と思っています。

高校から調理を学び、今では日本各地の食材を仕入れ、絶品に調理する技を磨いた私が岩手県花巻市で「酒場のコミュニケーション」が生まれる質の高い酒場をつくります!


ごっちゃんの自己紹介
完全に申し遅れました。自己紹介をさせていただきます。
はじめまして!「ごっちゃん」こと後藤貴志(28)です。このページご覧いただきありがとうございます!!

このページを開いていただいている方には、はじめましての方も多いと思いますので、簡単に私の人となりを紹介させていただきます。




久慈市で過ごした学生時代
出身は岩手県の北東に位置する久慈市です。NHKドラマ「あまちゃん」でもおなじみですよね。

ウニや魚介類が名産で大きな太平洋をみながら、のびのび育ちました。いや、少し育ち過ぎたかもしれません(笑)

久慈は柔道界では知らない人がいない「三船久蔵十段」の出生地であり、私も6歳から柔道を始めました。小学生の時は全国大会に出場し、中学生では恩師と出会い、高校では個人で東北大会にも出場するなど柔道に打ち込んだ学生時代を過ごしました。






また、高校では卒業と同時に調理師免許を取得できる食物課で学び、料理の基礎を身に着けました。

花巻での修行時代
高校卒業後は、花巻市にある志戸平温泉に料理人として入社しました。そこでは料理の技はもちろんですが、プロとしてお客様に提供する経験をたくさん積ませていただきました。

特に印象的だったのはオープンキッチンにて直接お客様の接客をしながら料理を提供した経験です。私はステーキ係を担当しており、お客様と対面して焼き加減などのお話をするのがとても楽しかったです。私は料理だけでなく接客も好きなんだと気づいたきっかけでした。





海上料理人時代
その後、ご縁があって日本各地にガスなどを運搬する船舶会社に入社し、海上料理人としての道をスタートさせました。一度出港すると数週間は陸に戻れない環境のため、毎回の食事は乗組員の大きな楽しみです。出汁や塩加減など様々なリクエストに応えていくことで乗組員との信頼を得て、料理を通してお客様と向き合う姿勢を学びました。また、寄港地では岩手ではなかなか出会えない食材に出会い、日本各地の美味いものを知ることで料理の幅を広げることができました。






私と酒場のコミュニケーションの出会い
私が酒場のコミュニケーションを自覚し、その素晴らしさに気づくきっかけとなったのは、志戸平温泉に勤務している20代前半でした。

私は仕事終わりや休日に、よく時間を見つけては花巻の双葉町へ食事へ行っていました。料理の勉強もありますが、単純に食べることとお酒を愉しむことが好きなんですよね。




あちこち色んな店で食事をさせていただき、次第に自分にしっくりくるいわゆる馴染みの店が増えてきました。




私が馴染みになった店にはある共通点がありました。それは料理やお酒はもちろんですが、コミュニケーションも楽しい店だったのです。


例えば、スタッフさんがお客さん同士を繋げるようなパスを出してくれたり、お客さんも巻き込んだイベントなんかも企画されました。料理対決に参加させてもらったことは今でも楽しい思い出です。

みなさんも酒場で過ごした楽しい夜の思い出をいくつもお持ちだと思います。
ですが、これは楽しい食事、楽しいお酒であり、酒場にとって大切なことですが、私が作り上げたい酒場のコミュニケーションはもう少し濃密で深いものです。


作り上げたい酒場のコミュニケーション
私は自己紹介でも触れましたが、高校卒業と合わせて調理師免許を取得し、18歳から志戸平温泉で勤務していました。実際の調理の現場は初めてでしたし、もちろんお給料をいただいて仕事をするのも初めてでした。

当然ながら覚えることもたくさんあり、先輩方から様々な指導や注意もいただきながら、少しづつ、でも着実に仕事を身に着けていきました。

そんな職場も1年も過ぎるとある程度の仕事の流れも把握し、指導や注意を受ける回数も減ってきました。しかし、なぜか私にいつも厳しく指導するベテラン先輩がいました。




私はそのベテラン先輩が私に嫌がらせをしているとか、ストレスのはけ口にされているとか、と同期や後輩に愚痴っていました。

私が21歳の秋でした。勤務も3年目も迎え一通りの料理や作業も覚えて、後輩への指導もできるようになっていました。

そんな時に、何も前触れもなく例のベテラン先輩から「飲み行くぞ」と誘われました。正直嫌でした。後輩の前では言えないようなことを個別に呼び出して指導する意味もあるのかと想像しました。しかし、断ることもできず、渋々と飲みに出ました。

到着したお店は、私が入ったことがない落ち着いた雰囲気のお店。小言を覚悟してましたし、慣れない雰囲気で緊張していました。

運ばれてきたのは瓶ビールと旬の舞茸を使ったお通し。すぐさま先輩のグラスにビールを注ぎ、自分のグラスには手酌でビールを注ごうとしたとき、急に先輩が瓶ビールを奪い取り一言。

「グラス持て。」

私の御酌したビールの泡が多かったかも、、、あ、ラベルを相手に向けるの忘れたかも、、などと御酌について指導を受けると身を固めながらグラスを持ちました。

「俺は認めたやつにしかお酌しない。」





えっ?!思ってたのと違う。
混乱のままビールを口に含みましたが、よく味がわかりませんでした。

その後、食材からこだわっていることがよく分かる料理をいただきながら、先輩から様々なお話を伺いました。

先輩が私にいつも厳しく接していたのは、昔の自分と私を重ね、人並みに甘んじないで欲しいという気持ちから出る愛のムチだったと教えていただきました。

初めて聞いた先輩の本音。完全に勘違いして悪口まで言っていたことを反省し、私は先輩に悩みや仕事のことを相談しました。

美味い料理とゆっくりと語り合える雰囲気、そして、瓶ビール。私が酒場のコミュニケーションを経験した日となりました。


コロナが奪ったもの
2019年から船舶会社への就職をきっかけに、花巻を離れて生活をしていました。その間も花巻に帰省し馴染みの店に顔を出したかったのですが、新型コロナに阻止されていました。

新型コロナも一旦の落ち着きをみせた2022年7月。久しぶりに花巻に返ってくるとコロナの影響で青春時代を過ごした私の馴染みの店が相次いで閉店。。。




愕然としました。

私の記憶の中の花巻は今も変わらずそこにあると勝手に思っていました。私が新型コロナの影響の大きさを最も感じた瞬間でした。

新型コロナは、花巻から、私から、そして、今後私のように酒場のコミュケーションを経験し自己成長する機会を若者から奪い去ってしまいました。

私の感情は「悔しさ」から次第に「危機感」へと変化していきました。「このままでは花巻に暮らす若者たちが、酒場からどんどん離れてしまう。」「私が経験した先輩との熱い夜がなくなってしまう。」と感じました。

しかし、ピンチはチャンスというもの。私がいままで培ってきた料理人としての腕と日本中の食材を味わってきた舌があれば、花巻に酒場のコミュニケーションを大事にできる店をつくれるのではないかと考えました。


そして、この気持ちに共感し賛同してくださった、馴染みの店の一つ「LOG」店主の菊池さんと双葉町の賑わいと酒場のコミュニケーションを取り戻すプロジェクトを進める決意をしました。

店名「道」のコンセプト
店名は「道(みち)」としました。名前の由来は、お客様の歩む人生の道の一部でありたいという願いがあるためです。そのため、店内は落ち着いた雰囲気でしっかりと語り合える空間にします。みんなで楽しくワイワイもいいですが、そのような愉しみ方ができるお店は他にもあります。なので、私のお店には普段着でいいですが、大切な時間を過ごしたい時にお越しいただけると嬉しいです。




ただいま、絶賛準備中です!みなさま、ぜひご支援のほどよろしくお願いいたします。一生懸命取り組み、皆様の舌と心を満たせるようなお店を作り上げます!

店舗場所:岩手県花巻市双葉町
アクセス:マルカンビルから南に徒歩1分


資金の使いみち
ご支援いただいた資金については、主に店舗改修工事の費用に充てさせせていただきます。

具体的には
水道関係の工事・・・・60万円
エアコン関係の工事・・30万円
内装関係の工事・・・・80万円
クラファン手数料・・・30万円


「道」が入るテナントビルはこちらです。2階の姉妹店「Log」の隣に開業します。
(花巻市双葉町5-24フジビル2-3)

この他に、ご支援いただいた方へのリターンに必要な費用や調理器具などの購入費用、初期の仕入れ費用、運転資金などとお金が必要ですが、これらの費用は銀行からの借入金で対応する予定です。

リターンについて
本来ならばご支援いただいた皆様に直接お会いして御礼を申し上げたいのですが、なかなか難しいため、岩手の食材やお酒、割引券や感謝のお手紙をお贈りいたします。

3,000円
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード




5,000円
・至高のだし巻き卵無料券(テイクアウト可)
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード




10,000円
・1,000円割引券
・至高のだし巻き卵無料券(テイクアウト可)
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード






30,000円
・日本酒四合瓶1本(わかば酒店のおすすめ)
・阿部どり厳選焼き鳥セット
・1,000円割引券を3枚
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード






50,000円
・日本酒四合瓶2本(わかば酒店のおすすめ)
・阿部どり厳選焼き鳥セット
・1,000円割引券を5枚
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード




100,000円
・季節毎の限定日本酒(年4回)
・阿部どり厳選焼き鳥セット
・1,000円割引券を10枚
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード







【至高のだし巻き卵について】
私のだし巻き卵は玉子本来の美味しさと出汁の香りをひと口で食べた瞬間に感じれる、自慢の一品です。
出汁と卵液の割合にこだわり、箸を入れた瞬間の溢れる出汁、口に含んだ瞬間の香りと玉子の旨味を感じる至高のだし巻き卵です。

【阿部どりについて】
岩手県二戸市で良質な水と爽やかな空気の中、大切に育てられた阿部どりは鶏肉の旨味が際立っています。県内を中心に様々な鶏肉を試食した際に、鶏肉のもつ本来の旨味を感じ、私の作る料理に最も合いそうと感じたため選びました。料理長として素材の旨味を更に引き出しご提供いたします。
※セット内容
肩肉、せせり、ぼんじり、砂肝、もも肉、ハラミ 各2本づつ


【わかば酒店について】
花巻市若葉町にある住民や飲食店さんはもちろん、蔵元さんからの信頼が厚い酒屋さんです。わかば酒店さんが突出しているのは日本酒の知識とその管理の徹底ぶりです。蔵元さんの想いを丁寧に聞いて仕入れた日本酒を最高の状態で管理し、お客様のご要望に合わせて多くの種類から適切に選酒してオススメする酒屋さんです。

【リターンの注意事項】
・1,000円割引券、だし巻き卵券はそれぞれサンクスカードとともに郵送いたします。
・それぞれの券の有効期限は、リターン発送日から6ヶ月とさせていただきます。
・それぞれの券は1会計につき1枚までとさせていただきます。
・日本酒はわかば酒店様から直接発送されます。
・焼き鳥セットは冷凍して郵送いたします。美味しい焼き方説明書を添えますので加熱調理後お召し上がりください。
・だし巻き卵券は店舗でお召し上がりorテイクアウトの際にご利用いただけます。



スケジュール
道の開店までのスケジュールはおおまかに次のように予定しています。

クラファン開始   2023年1月16日
クラファン終了   2023年2月27日21:00
プレオープン予定  2023年2月下旬
リターンの発送   2023年4月



さいごに
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

駄文ではありましたが、ごっちゃんこと私の想いが少しでもみなさんに伝わり共感をしていただければ幸いです。


コロナの影響でさらに活気が失われつつある花巻の飲み屋街に小さいながらも起爆剤となれればと考えています。

そして、若輩者ながら若者の飲み屋離れを食い止め、大事な時に使ってもらえる酒場を作り上げますので、皆様のご支援何卒よろしくお願いいたします。

実行者について

後藤 貴志

後藤 貴志 

岩手県久慈市出身。28歳。1994年4月生まれで三兄弟の長男。両親が共働きだったこともあり小学6年生の頃には料理人を目指す。高校を地元にある久慈東高等学校に入学、食物科に進み卒業とともに調理師免許を取得。2012年花巻の志戸平温泉のホテル調理勤務、2015年遊泉志だて調理部に異動、計4年勤務。この間に、居酒屋でのお酒の席や、人との繋がりに恵まれて、いずれは自分も居酒屋をやりたいと決意。しかし、父の入院を機に盛岡に引っ越し2年ほど型枠大工を経験。この間も盛岡の居酒屋を巡り夢は膨らむばかり。父のやりたい事をやれの一言で夢に向かう事を決意して、2018年に海運会社、正豊開運に入社。船舶調理人として、九州、四国、関東、関西と知らない土地を巡りながら各地の居酒屋を飲み歩き勉強しながら3年4ヶ月勤務。以前感動を覚えた花巻に戻ってきて、自分の大好きだった酒場が花巻から姿を消していて、その喪失感から自分が何かできる事はないかそう考えた時に花巻で居酒屋をやろう、あの時の活気をいや、あの時以上の活気を取り戻すと決心して、オーナーの菊池潤一さんと出会い意気投合、今に至ります。

○後藤貴志
Instagramーk.ejudo
○「道」
Instagramーhanamaki0000michi

リターン一覧

¥3,000
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード
5人が支援中
限定数:限定なし
お届け予定日:2023年4月
¥5,000
・至高のだし巻き卵無料券
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード
7人が支援中
限定数:限定なし
お届け予定日:2023年4月
¥10,000
・1,000円割引券(無期限)
・至高のだし巻き卵無料券
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード
13人が支援中
限定数:限定なし
お届け予定日:2023年4月
¥30,000
・日本酒四合瓶1本(わかば酒店のおすすめ)
・阿部どり焼き鳥セット
・1,000円割引券3枚(無期限)
・至高の出汁巻卵一本引換券
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード
3人が支援中
限定数:限定なし
お届け予定日:2023年4月
¥50,000
・日本酒四合瓶1本(わかば酒店のおすすめ)
・阿部どり焼き鳥セット
・1,000円割引券5枚(無期限)
・至高の出汁巻卵一本引換券
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード
0人が支援中
限定数:限定なし
お届け予定日:2023年4月
¥100,000
・季節毎の限定日本酒(年4回)
・阿部どり焼き鳥セット
・1,000円割引券3枚(無期限)
・至高の出汁巻卵一本引換券
・ホームページへの名前記載(希望者)
・サンクスカード
1人が支援中
限定数:限定なし
お届け予定日:2023年4月

プロジェクトが終了しました

ページ
トップへ