いしわり 岩手をもっとおもしろく! 岩手発のクラウドファンディング

馬と共に暮らす古民家再生 〜地域と子どもの元気を引き出す〜

by 三陸駒舎(さんりくこましゃ)

success


協力者の声

決意と挑戦、可能性を、微力ながら応援します。

決意と挑戦、可能性を、微力ながら応援します。


 はじめまして、三陸駒舎(さんりくこましゃ)の黍原 豊(きびはら ゆたか)です。2013年4月から釜石市で復興まちづくり携わってきました。

 新たに三陸駒舎を2015年4月に立ち上げ、地域に根づきながら馬とともに暮らしていた築90年の古民家「曲り家」を再生させ、被災地の子ども達のためのホースセラピーや馬といっしょに暮らす宿泊体験などのエコツーリズム事業を展開していきます。



「子ども達が地域で健やかに育まれ、地域をより良い形で手渡したい」

「この地域を訪れた都市の人々も地域の人々も元気になってほしい」

「子どもや地域内外の人々が心豊かに暮らせる未来を馬と共にひらきたい」

という想いでプロジェクトを進めています。


プロジェクトを始めた理由〜被災地の子ども達を元気にしたい〜

 なぜ、このようなプロジェクトを始めたのか?
それは、被災地の子ども達がストレスを抱える状況を目の当たりにして、まだまだ支援が必要だと強く感じたからです。



 震災から4年以上が経過しましたが、釜石市では7割以上の方が仮設住宅に留まっています。仮設住宅は防音が良くないため、隣の世帯の生活音が聞こえてきます。
 泣いたり笑ったり子ども達が成長していく上で当たり前に出している感情を無意識に押さえ込みながら日々過ごしています。実際、仮設団地で開催している放課後の居場所に来ている子ども達は、どことなくおとなしい感じがして、「〇〇してもいい?」と僕らに一つ一つ確認して、大人の目線をいつも気にしています。



 岩手県教育委員会の調査でも、沿岸のケアの必要な子ども達の割合は増加しています。阪神淡路大震災の際には、5年目以降でようやく減少傾向になったというデータがあります。東日本大震災では被害も大きいことから子どもケアのまだまだ必要だと予想されています。

 一方で、次の3月11日で震災から5年目を迎え、外部からの支援団体の撤退、被災地向けの助成プログラムの終了などの話を耳にします。ボランティア数も震災直後の10分の1以下に減少しています。

 このような状況の中で、自力でやっていく体制の確立−何らかの形で収益を上げて継続的な事業基盤を構築しながら、より効果的な子どもケアのプログラムを提供していく必要があると痛感しました。しかし、それを両立できるものは、すぐには見つかりませんでした。


馬の力で子ども達が元気に!

 転機は、全国で障がい児などのための教育的な馬の牧場を10箇所ほど経営されている寄田勝彦さんとの出会いでした。寄田さんの話を聞いていると釜石の子ども達にとって馬とのふれあいがとても良いと感じ、地域内外の多くの協力を得ながら2014年5月に「釜石ホースウィーク」と題して馬3頭と一緒に1週間滞在してもらい、仮設や保育園、幼稚園で馬とのふれあいのプログラムを実施しました。



 その中で、子ども達の心と体が解放されどんどん元気になっていく姿を見ることができました。子ども達の変化を見て、この地域には馬が必要だと強く感じました。

 馬との関わりの効果については世界的にも認められていて、ドイツではリハビリなど保険適用で乗馬が認められています。また、アメリカのある州では悲惨な現場に立ち会うことの多い警察官の心のケアプログラムに馬とのふれあいが取り入れられています。他にも企業のリーダーシップやコミュニケーションのトレーニングにも馬が活躍しています。

 馬とのふれあいによって、自主性・主体性を引き出したり、自己肯定感や自己有用感(自分は役に立つ存在であるという感覚)を向上させたりすることにもつながります。


馬が地域を再生し、過去と未来をつなぐ

 もう一つ、この地域に馬が必要だと感じた理由があります。それは、つい数十年前まで馬と共に暮らしていた文化があったからです。

 この地域には、「南部曲り家」という建築様式で馬を人と同じ屋根の下で大切に飼っていた文化がありました。釜石には、現在は馬を飼っている家はなかったのですが、馬といっしょに暮らしていた曲り家がたくさん残っています。



 2014年5月の「釜石ホースウィーク」では、曲り家がたくさんの残る地区を馬に乗って巡るホーストレッキングのトライアルプログラムも実施しました。地域の方は、馬が歩いている姿を見てびっくりするのではないかと思っていたのですが、そういうことは全くありませんでした。逆に、地域の方々は馬を見て「懐かしいなぁ」と声をかけてくれて、以前地域に馬がいた時のことを色々と話したり、エサを持ってきたりしてくれました。馬がいることは少し前まで当たり前の風景で、地域の方々の記憶の中にしっかりと残っていたのです。



 曲り家に再び馬を連れてくれば、地域の足元にある歴史・文化や自然と共生する知恵・技がつながり、地域の新たな魅力を生み出します。馬の堆肥を地域の農業に活かしたり、馬で田畑を耕したり、馬との暮らしを体験しながら心と体をリフレッシュできるリトリート事業を展開したり、馬を中心に据えた持続可能な地域づくりにもつながり、いずれは誇りを持って取り組めるコミュニティ・ビジネスにも発展させていけると感じました。


立ちふさがる壁と決断〜古民家との出会い〜

 釜石ホースウィークを経て、この地域に馬がやってくれば、いきいきとした地域の未来が広がっていくイメージが湧いてきました。



 早速、地域の方々にお願いをして南部曲り家などの拠点となる場所を探していましたが、すぐには見つかりません。拠点確保に平行して事業立ち上げに向けて助成金などの申請をしますが、まだ形のないものに対しては難しく、なかなか採択には至りません。

 あっという間に夏・秋が過ぎて2014年の年末に。支援者の方々と一緒に埼玉県にある寄田さんの牧場を訪れて、今後のプロジェクトの進め方について話し合いました。その場の次の言葉に、はっとしました。「イベント的なことを続けていてもしょうがない。本気でやるか、やらないかだけ。やるなら全面的に応援しますよ。」

 本質をつかれました。
当時は復興支援員組織「釜援隊」のメンバーとして自分の身分が保証された状態で、ある意味このプロジェクトは中途半端な立ち位置で進めていました。

 すぐに100%の力をこのプロジェクトに注がなくてはいけないと強く思いました。事業立ち上げから数年間は、収入の見通しがなくなることが考えられたのですが、支援者の方々や家族の後押しもあり、年度末で釜援隊を辞めて、新たに団体を立ち上げることを決意しました。


(釜援隊を辞めた後、牧場に住込みで2ヶ月間の研修。写真:研修を担当してくれた馬のサラと黍原)

 腹をくくると、それまで止まっていたものが自然と動き始めました。釜援隊を辞めると関係者に伝えた1週間後に地域の方から「ちょうどいい空き家が見つかった。」という連絡があり、現在整備を進めている築90年の古民家に出会うことができました。しかも、かつて実際に馬を飼っていた曲り家だったのです。


子どもケアとエコツーリズムの両輪を回す拠点づくり

 最適な拠点が見つかり、この春からいよいよプロジェクトが動き始めました。古民家の改修に何棟も携わってきた専門家からは「久しぶりにいい古民家に出会った。この建物自体を残すだけでも価値がある。」というコメントも頂きました。



 現在、「もう一度、馬と暮らす曲り家」というコンセプトで改修を進めています。被災した子ども達の馬とのふれあいによるセラピーの拠点として。さらに、都市と地域の方々が出会い、お互いに元気になる。そんな地域内外をつなぐ交流拠点として、様々な方が集う場所にしていきます。

 地域内外の人々が元気になるエコツーリズムで収益を上げながら、被災した子ども達へセラピーを提供し、この2つを両輪に進めていきます。



 しかし、この古民家は10年以上も空き家だったため、かなり手をいれる必要がありました。ある程度の資金も確保できたのですが、改修費としてはそれだけでは足りないため、多くの改修サポーターの方々と一緒に荷物の片付けから始まり、漆喰の壁塗りや床板貼りなど、現在改修の真っ最中です。これまで、のべ300名以上の方に手伝っていただきました。

 このように古民家の人が暮らす部分は少しずつ形が見えてきたのですが、肝心の馬と暮らす部分についてまだ目処が立っていません。この秋に、寄田さん個人が所有する馬2頭を団体に提供してくれることになっていますが、今回のクラウドファンディングでは、主に馬の導入のための費用についてご協力をお願いしたいと考えています。



古民家での馬と共生する文化を再生し、
誰もが心豊かに暮らせる未来をひらいていく
このプロジェクトにご協力ください!



プロジェクトスケジュール

▼2015年
1月 拠点の確保
4月 法人設立
5月〜10月 古民家改修、馬の飼育環境整備
10月頃 馬の導入(2頭)

▼2016年
1月 子どもケアプログラムの開始
3月 古民家ステイの開始
8月 エコツーリズムプログラムの充実化

▼2017年
4月 障がい児のためのホースセラピー開始(予定)



【ご協力いただいた資金の使い道】

馬の運搬費用 20万(2頭分)

ホースセラピーのための馬場整備 40万

馬小屋の修繕費 5万

馬のエサ代 10万(最初の数カ月分)

その他 25万(手数料、リターン経費など)



【ご協力いただいた方へのお返し】
お返しの一部を紹介します。

ポストカードセット(3枚組)


三陸駒舎オリジナルのポストカード

体験プログラムクーポン1000円相当


宿泊体験や乗馬、各種ワークショップなど体験プログラムで使用できます。

馬との出会い体験チケット


エサやり、ブラッシング、引き馬乗馬など、馬と様々なコミュニケーションを図るプログラム。(チケット1枚につき1名様有効)

体験プログラム年間割引券


2016年3月から1年間、何度でも使えます。
協力金額に応じて割引率がことなります。(1万10%、3万20%、5万30%)
宿泊体験や乗馬、各種ワークショップなど様々な体験プログラムで使用できます。(ご協力者、ご本人のみ有効)

中村地区の天日干しの新米


橋野町で一番大きな曲り家に住む和田祐幸さんがつくったアキタコマチ。この秋に収穫の新米です。



和田祐幸さんは、かつて馬を飼っていました。

古民家1泊チケット


再生された曲り家で馬と一緒に過ごす宿泊体験。2015年3月以降からの受付となります。(1枚につき1名様有効)

橋野町満喫ツアー(半日)


幹周り6mの巨木や美しい石積みの棚田など、黍原オススメのポイントを巡ります。最大4名まで。2016年3月以降から受付。

ホーストレッキング体験チケット


懐かしい雰囲気の町並みが残る橋野町を馬に乗って巡ります。約2時間程度。プログラム提供は、2016年夏頃からの予定。(1枚につき1名様有効)



【銀行口座振込による受け付け】

本プロジェクトでは、クレジットカードによるご入金のほか、銀行からのお振込みでもご協力をお受けしています。

振込み確認後、「三陸駒舎協力者代理アカウント」より入金させて頂きます。

お振込みによる手順

【1】以下のリンク先の申し込みフォームに必要情報をご入力ください。
http://goo.gl/forms/IkYUfJFOPK

フォームから入力できない場合は、以下のメールにお問合せください。
kama.koma55+ishiwari@gmail.com

【2】振込先の口座などを返信しますので、お振り込み下さい。

【3】目標金額を達成した場合、リターンが送られます。

※ 万が一、プロジェクトが成立しなかった場合は、返金いたします
どうぞよろしくお願いいたします!

実行者について

三陸駒舎(さんりくこましゃ)

岩手県釜石市にある築90年の古民家を再生し、馬と共にある暮らしの場づくりをすすめ、地域の足元にある歴史・文化や自然と共生する知恵・技をつなぎ直します。
馬とのふれあいによる心とからだのケアプログラムや馬といっしょに暮らすエコツーリズムの提供を通して、一人一人が様々な困難を乗り越えることができる生きのびる力を育み、心豊かにすごすことのできる持続可能な社会の実現に貢献します。

所在地 026-0411岩手県釜石市橋野町第9地割44番地7
メール kama.koma55@gmail.com
ウェブサイト http://kamakoma.org
Facebookページ https://www.facebook.com/kamakoma55

■プロジェクト担当者
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黍原 豊(きびはら ゆたか)一般社団法人三陸駒舎 理事、現場総括責任者
1977年愛知県生まれ。2001年岩手大学農学部修了。在学中は、山村集落に通い詰めたり、クマの追跡調査など、大学よりも山で多くの時間を過ごし、岩手の魅力にどっぷりとハマる。就職活動は全くしないまま、卒業後は岩手に残ることだけを決める。NPO法人岩手子ども環境研究所、県立児童館いわて子どもの森を経て、2013年4月から今年5月まで、釜援隊として復興まちづくりに携わる。釜石で活動する中で、地域固有の文化再生と継続的な子ども支援の必要性を感じ、三陸駒舎を設立。今秋から家族と一緒に古民家で馬と共に暮らし、事業を展開する。

Facebook https://www.facebook.com/yutaka.kibihara

このプロジェクトに協力する

協力金額合計

¥1,259,000

目標金額:¥ 1,000,000

125%

残り
終了
協力者数
92

このプロジェクトに協力する

2015/11/06 22:00:00にプロジェクトが成立しました。


¥3,000

▼お礼のお手紙
▼ウェブサイトにお名前を記載

18人が支援中

限定数 残り: 限定なし

お届け予定日:2016年1月下旬

¥5,000

▼お礼のお手紙
▼ウェブサイトにお名前を掲載
▼ポストカードセット(3枚組)
▼体験クーポン1000円相当

25人が支援中

限定数 残り: 限定なし

お届け予定日:2016年1月下旬